
こんばんは、どぅりんりです。( *´艸`)
前回に引き続きオカルトチューンのあれこれをお話ししていきたいと思います。
今回はこちらも一昔前に流行したコンデンサチューンについて考察します。
バッテリー端子に直接取り付けることで効果を発揮するとされているコンデンサーチューニングは、これまで様々な商品が展開されてきました。
しかし、大々的に説明されているのは燃費アップについての内容ばかりで、科学的知見には言及されていません。
そもそもコンデンサーチューニングというものは、高効率での充放電が可能な電気エネルギーを効率よく使用することで、自動車の電気的負荷を軽減させることが目的のアイテムです。簡単にいうと予備バッテリーといえるでしょう。
なぜこのコンデンサーチューニングが燃費向上につながるのか?

それは、あらゆる電気パーツへ充分な電気供給が可能となるからです。
車というのは常に一定の電気使用量で動いているわけではありません。
ヘッドライトをつければ使用量は増え、ブレーキを踏めば使用量が増えと、何かアクションを起こすごとに電気の使用量は増えるのが自動車です。
したがって、時には一時的に電力不足を起こしながら自動車というものは走行し続けているのです。
この電力不足を補ってくれるのが、何を隠そうこのコンデンサーチューニングなのです。
電力不足をコンピューターが感知すると、燃料を余計に送りエンジン回転数を増やし、オルタネーターの発電量を増やそうとします。これが結果的に燃費悪化につながってしまう原因です。
ましてや、最近では車内で使用する携帯充電器やモニター等の電子アイテムが増えているので、電力不足は頻繁に起こすことなのです。
コンデンサーチューニングの最大のメリットは高効率での充放電が可能なところです。
少しの発電に対し、昇圧機能で一気に満充電状態へと維持することができます。
そして、確実な高電圧を供給することで自動車の電力不足を回避することができるのです。

デメリットは充電状態の維持ができないことです。
どんなに効率の良い予備バッテリーだといっても、それだけでは自動車を動かす力がありません。
起電力を発生することができないのです。
つまり、オルタネーターで発電された電気の一時的な貯蔵庫でしかないのです。
しかし、絶対的短時間で満充電にすることができ、確実な電気供給をサポートすることができるコンデンサーチューニングは、自動車にとってかなり優れたハイパフォーマンスチューニングといえます。それはチューニングメーカーが商品を出していることで一定の効果は最低限証明されていることに他ならないと思います。
ここでお話ししておきたいことは全ての車に同等の効果が見込めることはあり得ないということです。また、手を加えるということはメーカーの保証の対象外になることや故障につながるリスクも存在します。
愛車の特性を把握していただき、自分が必要なことにのみ手を加え、趣味を謳歌していただきたいです。
ブログ一覧 |
車だいすき | 日記
Posted at
2020/11/07 19:36:44