
こんにちわ、どぅりんりです!(^^)!
今回は運転中の視界を遮るホワイトアウトについてお話ししていきます。
ホワイトアウトとは雪が強風によって巻き上げられ、視界を遮る現象です。
暴風雪などの際の視界は単純に吹雪と言います。
この視界を遮る現象は、一定の条件が揃うと発生する現象なため、要点を抑えていると回避することができます。
しかし、ホワイトアウトと検索をかけてみると曖昧な説明ばかりが散見され、無用な不安を掻き立てるものばかりのようでした。
そこでここではより詳しく明快にお話ししていきます。条件は次の通りです。
・気温-5℃以下
・路肩にフロントウインドウと同じ高さの雪山がある
・風速4m以上
です。
一つずつ掘り下げていきます。気温が-5℃以下になると雪はより乾燥したサラサラ雪になります、この雪は些細な風力で舞い上がるのです。このことから高速走行する車の後方や風速4mで舞います。

二つ目に視界の高さに雪山があり、その上に積雪がある場合です。これは乗る車の視界高さに左右されるため、乗用車が大丈夫でも大型トラックが視界不良など、またその逆もあるため、前方を走行している車両を基準に走行することは大変危険です。
雪山の上に乾燥した軽い雪がのっていると軽い雪のみが風に吹かれて走行する車を襲います。
三つ目は風の強さです、風速4mというと実のところ最近の車では空力特性が優れているために運転に支障をきたすような強い風とは言いにくい印象かもしれません。しかし、積雪状況では価値観が違います。この風速で乾燥した雪は風に巻き上げられてしまうので、ぜひ覚えていただきたいです。

これらの状況を把握したところで、立ち往生や視界不良を未然に回避できたり、対処する手段が存在します。
まずは高速道路は走行しないということです。遮蔽物のない高速道路は風の影響をもろに受けてしまいます、時間を要したとしても一般道の方がホワイトアウトの影響を受けていないこともかなり多いので、遠征の際でも、もしかしたらと思ったときは高速道路から降りてください。先ほどお話しした通り、雪山などの高さにより影響を受けない車も存在するため、停車できない、またハザードでノロノロ走行は追突される危険があることに留意が必要です。

また、田舎の空いた道路より、信号の多い街中を選択してください。田舎道もまた、遮るものが少なくホワイトアウトの危険性があります、車によっては平均速度が高い面も高速道路と変わりはしませんが、停車できる点が違います。
一方で街中は休憩や避難できる場所が多いこと、建物が多く風が弱いので雪が舞いにくいこと、停車の機会が多く車の流れに規則性があることなどから、迂回してでも市街地を経由して走行する方が安全と言えるのです。

そして昼間より夜間の方が安全に走行できることも押さえておきましょう。日中では太陽光が雪に乱反射し一面真っ白になってしまう状況でも、夜間はヘッドライトなどの志向性のある光源しかないため道の路肩を照らすことが可能です。
最後に、一番は出歩かないことです。雪道に慣れていない場合や自信がない場合は車に乗らないことが一番と言えますが、積雪地方ではそうはいきません、交通機関もある程度までは排雪が行き届くことなどから動いてますし、日常生活を送っています。天候が急変することもありますので、もしものときはご参考にしていただけたらと思います。
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車だいすき | 日記
Posted at
2021/02/08 16:20:20