
おはようございます、どぅりんりです( *´艸`)
今回は、有名でありながら実施率の低いトヨタ 2AZ-FEエンジンのオイル消費問題を取り上げます。
なぜ取り上げるかと言いますと、対象車種の保証期間が登録から9年と延長になったものの、平成17年から平成26年ということで、平成25年、26年式をお乗りの方でもあと2年で対象期間外となります。そこで搭載車種も現役なものが多いことから、損をしないためにおさらいしていきます!!!

症状は以下です。
「中低速域から停止直前までブレーキを踏まずに減速するような運転をされますと、吸気管および燃焼室内の負圧が高い状態で保持されるため、エンジンオイルが燃焼室まで吸い上げられてオイル消費量が増えることがあります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。」

対象車種は
・エスティマ
・RAV4
・ヴァンガード
・マークXジオ
・アルファード/ヴェルファイア
・ブレイド
・カムリ
・エスティマハイブリッド
・SAI
です。どの車種も人気車種で相当数が現役で走っています。

しかし、ここで注目したいのはリコールやサービスキャンペーンが行われておらず、ひっそりと延長保証しかしなかたことです。
トヨタホームページには
「上記のような現象のご用命について、トヨタ販売店で点検の結果、該当する場合は、車種やエンジンの製作時期により修理内容は異なりますが、エンジンECU制御ソフトの書き換え(無料)およびピストン、ピストンリング、オイルノズルを改良品と交換(無料)させていただきます。」としていることから、オーナーが認知しなければ対応しないということにも受け取れます。
トヨタ営業マンにお話を伺いましたが、この修理には工数にして1週間、費用は約50万近くが発生することとのことで、気にされるお客様については随時確認して対応しますとのことでした。

国交省への届け出やユーザーへの周知が不要な対応しかしていないため、大多数が持病持ちのままもうすでに保証対象外になっているのです。
とくに、アルファード、ヴェルファイア、エスティマなど中古車市場でも人気の車種もあるので、対策が実施された車か確認が必要かもしれません。
万一実施されていないで保証期間が過ぎても、対応は可能ですが実費になってしまいます。トヨタは大損害を逃れているのかもしれません。
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車だいすき | 日記
Posted at
2021/04/28 12:23:03