
おはようございます、どぅりんりです('◇')ゞ
タイトルが気になる方はぜひ最後までお読みください。
というのも現在月販1万台という大人気ミニバンアルファードは、高級ミニバンというジャンルに君臨している高価格帯モデルです。それが今や街中で多く見られる大衆車現象になっています。
その原動力となっているのは高いリセールバリューです。輸出や人気に裏打ちされた結果と言えるわけですが、5年後の残価率は50%という驚異の数字でしょう。
しかし、この現象には限界が存在するのをご存じでしょうか?
5年残価率50%でノア、ヴォクシーに少し足しただけの感覚で購入されたオーナーさんは、再ローンで残り50%のローンを僅か2年で払いきり、買い取ることは一般的には難しいでしょう。しかし、本来外部買い取り業者に出すと、残価よりも高い査定額が現状付くこともあるため、買い替えは容易と考えてる方も少なくありません。

ちょっと待ってください!爆発的に売れた2020年を基準にした時、2025年から月に1万台のアルファードが中古車市場に流出し始めます。
おそらく輸出や需要を大きく上回るのは想像に難しくありません。値崩れしては買取業者は期待できず、残価割れした車両はディーラーで買い取る以外の選択肢がありません。残価割れした車両は販売店によって補填されます。つまり、新車に乗り換えるにしても、アルファードを購入した販売店以外の選択肢がなくなってしまうのです。
リセールを売りに購入されたユーザーが多く散見されますが、まさに大人気がゆえの売れすぎ、供給過多となっています。
これにはファミリー層は大きなダメージを負ってしまう可能性があるので、慎重な行動をおすすめしたいとどぅりんりは思っています。
好きで乗られている方と、リセールで選ばれた方では負担に感じられる度合いが違うかと思います。

販売店はウハウハなのです。自分の販売店から次も新車を購入してもらえるのが確約されています。残価割れ分を補填しても、おそらく優位な流通へ流してしまうでしょう。しかしユーザーはそうはいきません。クラスダウンを余儀なくされるのは目に見えています。

また、次期アルファードは2022年ごろとされていますが、電動化過渡期です。後期モデルでPHVなどの設定もあり得るため、パワートレンからは目が離せないでしょう。価格上昇も避けられないのでまた立ち位置の確立までは富豪層や法人需要ご用達として静観せざるを得ないでしょう。
ともあれ、アルファードのリセールは当初から時限付きなのです。
決して脅かしているわけではありません。需要と供給なのです。
つまり現行アルファードは大衆車ほど売れているのです。人気なことは不変ですが、価値を維持できるかは話が違います。
もしリセールの1点で購入しているのだとしたら、2025年より前に一度検討した方が良いのかもしれません。
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Posted at
2021/05/10 06:50:08