
こんばんわ、どぅりんりです( *´艸`)
今回は、給油についてのお話しです。
皆さんは給油についてのマナーや知識につてどれほど認知されていますか?
給油をする一つの目安にされるのが燃料計かと思います、また残燃料警告灯(emptyランプ)が付いてから給油するという方もいらっしゃると思います。
車の構造的なお話をしていくと、燃料タンクの残量を測定している方式は大きく2種類あり、電子型とフロート型になります。国産車の多くはフロート型(浮き型)で、油面の高さが大きく変化しないと反応がしにくい構造となっています。
また、残燃料警告灯はおおよそ、燃料タンクの総量の15%程度に設定されることが多く、50Lタンクであれば7.5L程度となります。

私が明確に知り得る範囲で例を挙げますとホンダ N-BOX(JF3/JF4)の残燃料警告灯点灯量は約残り2.1Lまたは航続距離30km以下です。フロートの作動範囲は10L以下の給油は反応しないか、走行後しばらくして起こる油量判定で修正されます。

そして車両側だけではなく、ガソリンスタンド(SS)でも注意があります。
それはそもそも「少量給油は禁止されている」ということです。みなさんもお財布が寂しい時、1000円給油や10L給油などした方がいらっしゃるかもしれません。が、実は禁止事項になっています。ではなぜ設定があるのか。それは多種多様な乗り物に対応するためです。二輪や軽自動車などの車種の為に設定されている価格や数量であり、本来の使用目的ではない使われ方をされている方が多いようです。

これは、「危険物の規制に関する規則」というものに明確に記載されており、同時に、平成19年に静電気を有効に除去することができる構造とすることに加え、給油中に吹きこぼれたガソリンが顧客に飛散しない措置を講ずること等を規定することも追記されています。
「満タン自動停止後の追加給油禁止」と「少量給油の禁止」はルール化されています。
タイトルに戻りますが、少量給油は想定していないので反応するようには作られていない、というのが答えとなります。フロート式の特性上わずかな変化は反応が鈍いということも言えますが、自動車の歴史の中で耐久性が証明されている重要な部品でもあります。
また、ガソリンは温度が10℃上がると容積が1.2倍になります。燃料容器はそれを設計にいれて作られているため、オートストップ以降入れようと思えば5L以上は入ってしまうため、規定量以上入れることは大変危険です。
給油のタイミングは人それぞれなのですが、それはルールの中の範囲で行うようにしてください。
なので乗られている車の燃料容器総量の約半分程度を最低給油量とすることが望ましいと言えるのです。
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車だいすき | 日記
Posted at
2021/06/27 21:23:16