分かりやすく自動車用語

どぅりんりです(´∀｀=)

　今回はアイドラープーリー。

「アイドラ」（アイドラプーリー）とは、車のエンジンの点火・バルブ開閉に関わるベルト、ファン・エアコンの動作に関わるベルト、パワステの駆動に関わるベルトといった、車の構造に不可欠なベルトを支えるローラーです。
支えると入っても、名前の通り実は遊んでいるパーツで、これが直接それぞれの働きにつながっているわけではありません。でも、どんなものでも余裕って大事ですよね。余裕がないと、ぶつかったり、強いストレスがかかったりして、壊れやすくなってしまいます。このアイドラはそんな余裕をベルトに作り出してくれて、部品同士の干渉を防いだり、ベルト交換をやりやすくしている、車の安全性の影の立役者なのです。
あまり目にする機会も耳にする機会もないパーツかもしれませんが、必要なパーツであり時間とともに劣化していくため、10万ｋｍなどある程度の走行距離になられた時点でお車の整備と合わせて交換されると安心ですね。