N-BOXが一部改良、価格アップ2万円に抑えた驚異の商品力

どぅりんりです(^^)/

　2021年12月16日、ホンダは軽乗用車のN-BOXに一部改良を発表しました。初代N BOXの発売からちょうど10周年となる12月16日に発表、12月17日から発売します。価格は一律1万9800円アップ。2トーンカラーの「コーディネートスタイル」がラインアップに復活しました。

　今回の改良のポイントは、N-BOXの唯一の弱点であった先進安全装備の充実を図ってきたことです。ニーズの高いオートブレーキホールド付き電子制御パーキングブレーキを全車に標準装備。ACC（アダプティブ クルーズ コントロール）はこれまで25km/h未満の速度では作動しませんでしたが、今回の改良で全車速対応となり、高速道路・自動車専用道路での運転がより快適なりました。

　ライバルでは、全車速追従機能付きACCはスズキ スペーシアがカスタムとギア全車に標準装備（標準系は一部にオプション設定）、ダイハツ タントと日産ルークスは一部グレードに標準装備。三菱eKクロス スペース／eKスペースは一部グレードにオプション設定になります。この点から考えると、N-BOXの全車速追従機能付きACCの全車標準装備は、ライバルに対して一歩優位に立てていることになります。これにより、ライバルに対するネガを打ち消し、完全無欠のN-BOXへと進化を果たしました。