
こんにちは、どぅりんりです!('ω')ノ
冬本番に備えて今年も準備を進めているわけですが、タイヤに引き続き今回は視界編と題してワイパーとウォッシャー液についてお話します。

冬用のワイパーはアーム部に雪が侵入することで起こるふき取り不良を防ぐためブレード本体をゴムで覆っています。また、ふき取り面のゴムも雪の積雪に対応するためふき取り高があります。冬タイヤ同様氷点下でも硬化しにくいゴム材を採用しているのです。

しかし、本格的な降雪となるとワイパーだけではふき取り能力が追い付かなくります。徐々にガラス表面が凍結し視界をふさいでしまうため多変危険です。
そこで意識していただきたいのがウォッシャー液になります。年中同じという方も多いと思いますが重要な役割が秘められているのです。
そんなときに氷を溶かす成分が含まれたウォッシャー液があれば、ワイパーの除雪効果をアップさせてくれるだけではなく、融雪効果を発揮して視界の悪化を防いでくれるのです。
また解氷仕様のウォッシャー液には、フロントガラスへの撥水効果のある添加剤が含まれていることも多いので、降雪が予想されるときにこれを噴射しておけば、ガラス表面への雪の付着を防ぐことも可能となります。
このようにウィンドウォッシャー液には、ほかでは代替できない効果があるので、水道水や洗剤では代用できません。
カー用品店やインターネットの通販サイトでは、さまざまなウォッシャー液が販売されています。原液のまま使用できるものもあれば、希釈する(水で薄める)必要がある製品もあります。使い方をよく確認してください。
ノーマルタイプ
一般的なウォッシャー液です。成分は界面活性剤とメタノールが中心となっています。
撥水タイプ
シリコンやフッ素などを混ぜたウォッシャー液で、車の速度に応じて水をはじく効果を持っています。
油膜取りタイプ
通常のウォッシャー液で清掃したり、濡れ雑巾などでウィンドウを拭いたりしても視界がぼやけているような場合は、油膜による汚れが付着している可能性があります。油膜取りタイプのウォッシャー液は、この油膜汚れを除去する働きがあります。
解氷タイプ
塩化カルシウムなどが混ざっているため、霜や雪、氷を溶かす能力が高いウォッシャー液です。通常のものに比べ、不凍能力も高くなっていますので、寒冷地にお住まいの方や、冬場にスキーなどへお出かけになる方に向いています。
ここでご紹介した中では、「撥水タイプ」と「油膜取りタイプ」は相性がよくありません。撥水加工は、いわばガラス表面に薄い油の膜を張るようなもの。油膜取りとは真逆なのです。この2種類は特に混ぜ合わせないよう注意しましょう。入れ替える際も補充ではなく交換することをおすすめします。

ドライバーは危険を視界で認識しています。安全のために季節に合った製品を使い分けるのも粋なカスタムではないでしょうか?
Posted at 2020/11/06 16:45:23 | |
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