
こんばんわ、どぅりんりです😃
最近の車の話題で出てくる高性能化という単語。と同時に最新は最善かということも議論にあがります。そこで高性能化とジャーナリストが言う明確な変化点はなんなのか、そしてその事と切っては切れない関係になりつつある見落としがちな消耗品についてお話ししていきます。
まず、近年の高性能化とは主に環境性能と安全性能の向上を支えている技術的変化点を言います。
具体的には以下です
・動力伝達効率の向上
・排気ガスのクリーン性能向上
・熱効率の向上
・安全運転支援システムの精度向上
・ドライバビリティの向上
などが挙げられます。
その中でユーザーが体感しやすい部分として、総じて燃費、パワー、操作性、機能になります。
題材に触れるためにここでは操作性と運転支援システムについて深掘りしていきますが、この二つに共通している部分が車両剛性になります。人が操作しても、コンピュータが制御しても違和感のない挙動を実現するために、車両そのものの不要な応力を分散、押さえ込んでいきます。車が3次元的に発生する応力は高剛性化によって逃げ道が絞られていきます。サスペンションです。取り付け点剛性のアップの為、板厚増やアーム類の材質や径が変更されます。そして短い距離で止まれるよう大径ホイール低扁平タイヤにブレーキ容量が上がるわけです。これによってタイヤの捩れも軽減します。
結果としてタイヤ性能に依存しているのです。
純正で選定されるタイヤ、各メーカーがプレゼンした銘柄の中でテストされた結果選ばれたタイヤです。燃費、摩耗だけではなく自動ブレーキの停止距離などの性能が確保されたタイヤになります。
今後自動運転のレベルが上がった際のキモになってくる部品なる可能性があるのです。指定タイヤでなければ性能は満足できない、保証できないなどの要件が出てくる可能性があると思われます。
各メーカーで純正指定タイヤの性能以下の物は選ばないよう呼びかけている裏には、各個人の感性に依存しない、性能の確保が裏にあるのです。
「性能でちゃんと買い♪」と某メーカーのキャッチフレーズではありませんが、メーカーや自工会は責任区分の明確化に乗り出しています。
もしかすると今後タイヤ選びも自由に出来なくなるかもしれません。
Posted at 2021/01/10 16:52:19 | |
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