
どぅりんりです( ✧Д✧) カッ!!
今回はO2センサーと併用して取り付けられていることが多く、O2センサーと同時に交換したいA/Fセンサーについて触れます。
そもそもA/Fセンサーとは(エア・フューエルレシオセンサー)といいます。クルマの排出ガス中の酸素濃度を検出して燃焼空燃比を測定するセンサーのことで、ホンダが採用したセンサーです。O2センサーと呼ばれる従来のセンサーは理論空燃比より濃い・薄いとしか判断できないのですが、A/Fセンサーはより詳細(連続的)な検出が可能となっています。別称としてLAFセンサー(リニアエアフューエルセンサー)ということもあります。
2000年以降少しづつ採用される車が増えていき、O2センサーと併用することで高度な燃焼制御を行っています。主にA/Fセンサーが燃焼室直後のエキゾーストマニホールド等に、O2センサーが触媒の前後周辺に取り付けられています。
燃焼の高度な制御を司っている二つのセンサーは、常に排気熱、排気ガスに晒されているもので、オイル管理が不適切で不完全燃焼等により不純物の焼きつきが起こると燃費の悪化やトルクダウンという症状が出始め、最終的にエンジンチェックランプが点灯します。
エンジンチェックランプが点灯するときはセンサーが破損してしまった時なので、触媒や燃焼室を痛める場合が出てきます。
O2センサーと同じく、公称値は5年または8万kmでの交換ですが、実情はチェックランプ点灯してからの交換が多く、12万km程度以上は走行している車がほとんどでしょう。
価格もO2センサーと同等で純正で2万円前後、社外品で6000円程度、DENSOなどの大手アフターパーツで14000円程度です。工賃は3000円程度が目安となります。
外気温が下がった際の始動不良はこのセンサーが悪さをする場合があります。バッテリーやプラグ交換を行なったり、イグニッションコイルやオルタネータ異常でもない場合はセンサーを疑いましょう。
Posted at 2022/03/08 15:12:03 | |
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車だいすき