
どぅりんりです乁( ˙ω˙ 乁)
今回はこのような質問にお答えします。
Q:最近車の燃費が良くありません。スパークプラグは交換していますし、エアフィルターも交換しています。オイルは5000km未満で交換しています。ミッションオイルも交換しました。
正直メンテナンスはしている方だと思っています。
走行距離は9万キロ、RK5ステップワゴン
というものです。
A:O2センサーの状態を確認する必要があります。
オーナーさんは確かに大切に乗られているようです。一般的に思いつく日常点検は行っているようですし、プラグやミッションオイルにも気を付けているようなのでこれ以上してあげられることは無いように思ってしまいます。
しかし、O2センサーが消耗品だということをご存知でしょうか?
O2センサー(オキシジェンセンサー)とは、車に備わっている排気ガスの酸素の濃度を測るセンサーです。
排ガス内の酸素量を測ることで燃料の噴射量に対して酸素が多い(燃料が薄い)のかを判断し、燃料の噴射量を調整するためのセンサーとなっています。
O2センサーが劣化してくると以下の症状が出始めます。
・エンジンチェックランプが点灯する
・燃費が悪くなる
・マフラーから黒いすすが多く出る
・排気ガスが臭くなる
・アイドリングが不安定になる
・エンストしてしまう
・運転に違和感が出る
・エンジンのトルクが落ちる
・スパークプラグがかぶり気味になる
・触媒が破損する
チェックランプは黄色か赤で点灯し、黄色は速やかに点検、赤は速やかにエンジンを停止してくださいという意味があります。
部品の一般的な寿命は8万キロ程度となっています。
もし気にかけるところがないと思ったらO2センサーを疑ってみましょう。
取り付けられている場所はエキゾーストマニホールドや触媒の前あたりが多いです。
スパークプラグに近い環境で酸素濃度を検知しているセンサーの為、熱などによってジルコニア素子が割れて不調になることもしばしばあります。
部品は純正で15000円、社外で2000〜6000円程度で工賃は6000円程度が相場です。
重要な部品なので定期的に交換することをお勧めします。
Posted at 2022/03/07 15:18:42 | |
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