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どぅりんりのブログ一覧

2022年03月02日 イイね!

分かりやすく豆知識~トレッド幅編~

分かりやすく豆知識~トレッド幅編~どぅりんりです(^^)/

 今回は前回のツラウチからの延長上のお話をしていきます。インセット、オフセットによって変化するのは外見だけではないというお話しの中身です。

 性能面での変化はどの程度なのかお話をしていきます。
 トレッドとハンドリングの関係はトレッドを広げると、左右方向の荷重移動量が少なくなり、空気入りタイヤの特性上、左右輪の摩擦力の総和が大きくなります。これはトレッドを広げた方がカーブを曲がる時の遠心力に耐えるチカラの大きさが大きくなるという事です。
 特にフロントサスをワイド化した場合、車両の動きがよりクイックになる、直進安定性が悪くなる、などの変化が起こりますトレッドを狭めると反対により鈍くなる、直進安定性が向上する、ということです。
 
 しかしながら、フロントトレッドをホイールオフセットをノーマルの値からトレッドを広くしても狭くしてもだいたい悪化するので注意が必要です。
 
 また、リヤのトレッドが通常の市販車の場合狭いことが多いのかでは、例え静的に50:50の重量配分でも、旋回時の荷重移動量は、操舵による走行抵抗の増加やフロントまわりとリヤまわりのロール剛性の違いなどにより、フロントの方が大きくなりがちです。これではアンダ・ステアが強くなってしまいますが、そこで、このアンダーステアを弱める為に、リヤサスの限界をあえて少し落として設計します。

 リヤトレッドだけを広げる行為は、力学的にはアンダーステアを強め直進性を改善する方向に作用します。

 核心部分になりますが、ホイールやスペーサーを用いたトレッドの拡大幅はせいぜい10~20mm程度が一般的です。15mm変わればテストドライバーやモータースポーツに参加されている方は変化が分かるレベルです。
 上級のテストドライバーなら10mm以下でも変化がわかりますが、そういうレベルの変化量だと言えます。

 また、車両剛性についても少し触れます。市販車の場合、車両剛性を知識無く高めても旋回限界は下がる一方となります。これはレーシングカーと異なりダウンフォース量が圧倒的に足りないからです。これはサスペンションセッティングやタイヤの銘柄では補えない物理法則になるので逆らえません。
 車高調などは、高負荷な入力、とりわけドレスアップなどの重たいホイールに対する対策やスポーツカーなどのダウンフォースが十分に得られる設計の車種に限られたもので、力学的知識なくして足回りやタワーバーなどの車両剛性は車のフレームを痛めるだけということになります。

 この点に留意してカスタムしたいですね。
 
Posted at 2022/03/02 20:56:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車だいすき | 日記
2022年03月02日 イイね!

分かりやすく豆知識~日本車はなぜツラウチなの?国産車ならではの理由編~

分かりやすく豆知識~日本車はなぜツラウチなの?国産車ならではの理由編~どぅりんりです(^^)/

 久しぶりのこのシリーズ、今回はホイールのインセット、オフセットにまつわる話です。
 車のトレッドは、走行安定性やエクステリアのかっこよさなど様々なものに影響を及ぼします。

 輸入メーカーの多くはボディラインとデザインのバランスが絶妙なのに対し、国産車の多くは不自然にツラウチなことに疑問を持った方も少なくありません。

 これには日本の自動車メーカー特有の環境があるのですがご存じだったでしょうか?知れば納得?さぁ行ってみましょう!

 大きく起因しているのは市販のタイヤチェーンが装着できる事という内規作っており、大半の車種に適用していることです。別に法律でチェーンが装着できないとダメとなっているわけではなく、チェーン規制が出た場合は、装着しないで走ったら道交法違反ですよ、というだけですが、国産メーカーは、ユーザー保護の観点から、多くのクルマについて、チェーン装着を前提に車体を設計・デザインしているんですね。

 欧州車の場合は、自社指定のチェーンのみ装着可だったり、チェーン装着は不可、というモデルが多いので、タイヤとフェンダーをツライチに近くして、カッコよく仕上げられるというわけです。

 日産フェアレディZは、最初から「本車両はタイヤチェーンの装着ができません」となっています。国産車にもそういうクルマがあることは確かです。

 2つ目は国産車は車内を広く設計しようとミニバンやコンパクトカーのリアサスは、トーションビームなどキャンバー変化のほとんどない形式が多いため、サスペンションが縮んだときに、タイヤはそのまま上方向に動きます。
 このとき、ツライチになっていると、タイヤがフェンダー内側と干渉し、最悪の場合はタイヤのサイドウォールを傷つけることもあります。これが、ツラウチにするメカニカルな要因です。

 その他の理由としては、フェンダー内側の爪折りの必要性、車両の最小回転半径、タイヤの跳ね上げた小石などによるキズ防止、アライメント変化の防止等も挙げられます。

 特に泥はねは、タイヤが内側にあればフェンダー内で収まるところが、ツライチの状態ではボディサイドには大きく泥はねの跡が残ってしまいます。汚れにくい設計にしているということです。

 最近ではグローバル展開の車種も多く、タイヤチェーン装着不可だったり、指定されているもののみ装着可ということも珍しくなくなってきました。タイヤチェーン装着不可の理由は、ホイールのオフセットや大径ホイールの採用などによって、チェーンを装着すると車両のどこかに干渉する可能性があるからです。

 グレードにより装着不可やメーカー指定車種なのかどうか、理解しているユーザーは多くないでしょう。

 社外ホイールでオフセットを変更する場合の多くは夏タイヤでしょう。山間部の気象変化でチェーンを余儀なくされた場合、ツライチだと不都合なこともあります。

 こういったことを知識として念頭に置いていただき、理解していてあえてその仕様にカスタムしたのか、知らずに不便を感じるかを考慮頂きたいと思います。
Posted at 2022/03/02 18:04:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車だいすき | 日記
2022年03月02日 イイね!

トヨタ、14万件のコネクティッドサービス申込書を紛失・破棄

トヨタ、14万件のコネクティッドサービス申込書を紛失・破棄どぅりんりです(^^)/

 トヨタ自動車は3月1日、個人情報が記載されたコネクテッドサービス(T-Connect、G-Link)の利用申込書、約14万件を紛失・破棄していたことが判明したと発表した。

 両サービスは、トヨタ自動車およびトヨタコネクティッド(TC社)が提供し、トヨタ・レクサス販売店がそれぞれ申込みを取次いでいる。書面で発行した利用申込書は、各販売店がTC社に送付することになっているが、この運用が適切に実施されておらず、利用申込書を紛失・破棄していた事例が判明した。調査結果によると、所在を確認できない利用申込書はT-Connectが約12万件(2014年5月~2021年12月お申込み分)、G-Linkが約2万件(2014年7月~2021年12月お申込み分)。

 なお、利用申込書には名前、住所、電話番号、メールアドレス(一部)、契約車名、契約ID、パスワードが記載されているが、現時点で情報の外部流出や二次被害等は確認されていない。

 トヨタ自動車では、再発防止として、トヨタ・レクサス販売店およびTC社と密接に連携して、申込書の電子システム化や書面の適切な管理体制の強化、社員および各販売店スタッフに対して個人情報取り扱いに関する教育・指導を徹底していく。
Posted at 2022/03/02 15:31:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車だいすき | 日記

プロフィール

「ゴジラ博in札幌に行ってきました。」
何シテル?   03/07 19:23
どぅりんりです。マイペースに自己満足を極めます! 過去外資系航空機用エンジンメーカーや某自動車メーカーで開発エンジニアを経験、現在主夫として子育て奮闘中です。
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