セルモーターとクランク角センサー交換

本日12ヶ月点検と並行してセルモーターとクランク角センサー交換を行いました。

写真は取り外した16万2000キロ走行のセルモーターです。

モーター自体の動きも重く、故障寸前といった状態のものです。

こちらは取り外したクランク角センサーです。

クランク角センサーに不具合があると、エンジンが不調になったり、振動が発生したり、始動しづらくなる他、警告灯が点灯するなどの症状が生じます。

クランク角センサーはエンジンオイルに使っているものなので、中古車の場合はエンジンコンディションに左右されるセンサーの一つです。

カム角やクランク角は、エンジンを制御する上で基本となる非常に重要な情報です。例えば圧縮された混合気に点火するタイミングもそのひとつで、スパークプラグが火花を飛ばすタイミングを決めるのもカム角やクランク角となります。そのためカム角センサーに不具合が発生すると、エンジンに様々な不具合が生じてしまうのです。

年式が低くなる車のエンジン振動は、仕方ないと見過ごしがちですが、希少な車種を乗る上では重要な部品になるので交換をお勧めします。