ホーンの配線をするのにフロントホイールを外さなくてはいけません。また、逃げていたタペット調整やブレーキ整備もあるので、ウマに乗せてホイールを外しました。ウマにあげる前にリアホイールのハブナット(36mm?)を車屋さんにお願いして緩めてもらいました。これをしておかないとリアのドラムを外せません。
フロントホイールのスタッドボルトは17mmヘッドのボルト3個と21mmヘッドのボルト1個で止まっており、何じゃこりゃ???って感じでしたが、ホイールを外してみるとなにやらスペーサーが入れてありました。このために変なボルトを使っていたのでしょうか?またまた変ないじり方がしてあります・・・
とりあえず、スペーサーは外してボルトも19mmの純正に戻しましょう!ちなみにリアは19mmのボルトで止まっていました。
リアホイールも外したので、まずはタペット調整をします。最初に1番シリンダーの上死点にして、タペットカバーを外してタペットのロックナットを緩めます。トミー毛塚さんの本によると、ロックナットは13か14のメガネで緩めるとありますが、14のメガネでも入らず、なんと15のナットでした!15なんてヘンテコサイズのメガネレンチは持っていないので、車屋さんにお借りして作業しました。なんでこんな変なサイズなの???
タペット隙間は0.2mmのシックネスゲージでもガバガバで、こりゃあタペット音が出るわなあって感じです。0.15mmのゲージが抵抗を持って動くように調整しました。全部のバルブで元のタペット隙間はガバガバでした・・・
とりあえずタペット調整はサクサクと終わり、ヘッドカバーを戻す前に新品のパッキンを入れるため古いパッキンを剥がしにかかりましたが、これがカバーに接着してあり剥がすのが大変でした!タペット調整よりパッキンはがしの方が時間がかかりました・・・とほほ・・・
とりあえず新品パッキンを入れてカバーを戻し、エンジンをかけると・・・おお~静かになった気がします!マフラーがクワイエットマフラー(タイコ穴あき)なので、排気音が大き目でタペット音はあまり聞こえなかったのかもしれません。まあ、タペット調整もできたので満足です!
肝心のホーン配線ですが、ステアリングのカップリング部に平型端子があるもんだと思っていましたが、私のには付いてなさそうです。下の写真の矢印部にリード線を繋いでステアリングシャフトにリード線を通さないといけません。これはとりあえず後日やることに。
タペット調整も終わったので、次はブレーキです。前のディスクブレーキはパッドの残りも十分にあり、引きずってもいないのでとりあえずパッドを出して裏にパッドグリースを塗る程度でしょう。リアは右側が引きずっているので、開けてみてのお楽しみです。
ウマに乗せているうちにオイル交換もやってしまいたいところですね~。
修理はまだまだ続く・・・
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カルマンギア | 日記
Posted at
2024/03/08 00:14:32