カルマン君が到着したとき、かろうじてセルは回っていましたが、メインスイッチの調子が悪く、引っかかってなかなかセルを回す位置までキーが回らないという現象がありました。何度かカチャカチャとキーを動かすとセルを回す位置まで回りますが、いったん戻すとスタート位置まで回らなくなります(もちろん一旦OFFまで戻してますよ)。
ということで、ダメもとでメインスイッチ周りをばらしてみます。ハンドルとウインカースイッチを取ってあるので、メインスイッチのばらしは楽勝です。もちろん、YouTubeでばらし方を学習しての話です!(便利な世の中になりましたねえ)
まずは、メインスイッチを押さえているプレートを取ります。下の写真の緑矢印のビス2本を取る(写真ではすでに取ってあります)と、プレートが外れてきます(青矢印)。
そうすると、メインスイッチユニットを引き出せます。カギを入れてONに回し、上に出てきた穴(緑矢印)に細い棒を入れて中の板バネを押しつつカギを引くと鍵のユニットが本体から取り出せます。このユニットはカギを入れてあるとクルクル回るので引っかかりの犯人ではなさそうです。
次にメインスイッチの本体中間にあるイモネジを時計ドライバーで外すと、スイッチ本体が後ろから出てきます。あっけない作りです。ここにレストアの友5-56を吹き込んでマイナスドライバーでカチカチ何度か動かすと5-56教への信仰心がさらに増す出来事が・・・引っかかりが直ったみたいです!さすがなんでも直る5-56!
ばらしたスイッチを元に戻し、キーを入れてスイッチを回すと、ちゃんとスタート位置に回ります!何回やってもちゃんとスタート位置まで回ります!すばらしい!メインスイッチで感動できる車なんてそうそうありません!あとは新しいセルモーターが付けばエンジンはかかるはずです。メデタシ!
気分が良くなったので、テールランプの塗装剥がしにかかりました。マイナスドライバーでガシガシやると赤の塗装はほぼ取れました。
ここに何年モノかわからないシルバーの耐熱塗料を筆塗りしました。耐熱塗料の意味はなく、ただ銀色の塗料がこれしかなかっただけです。結果、こんな感じになりました。まあ、いい感じになりました(自己満足・・・)。
修理したテールレンズを装着したいところですが、適切なビスがないのと、ネジ穴をタップでさらえてからネジを入れたいので、それはお預けです。ボディーとライトユニットの位置関係もなんかおかしいので、まずはユニットをボディーから外してレンズを装着してそれをボディーに戻した方が良いような気がします。
ま、とりあえずメインスイッチがタダで直ってラッキーでした!神様、仏様、5-56様です!
修理はもちろんまだまだ続く・・・
Posted at 2023/10/26 23:44:08 | |
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