
カルマン君の燃料計の針が走行中にビョンビョン跳ね回って精神衛生上よろしくありません。また、1/2を示しているときにガソリンを入れると30Lくらい入ったりします(タンク容量は40L)。ガス欠になってもシャレにならんので、修理することにします。
原因はおそらくタンクに付いているセンダーであろうと推察しました。現状は左写真のようにVDOのセンダーが付いています。これを交換して様子を見ます。
交換するセンダーは、以前にカルマン用中古部品いろいろをオークションで落札したときに入っていた筒形のVDO製燃料センダーです。初めは導通が無く、ジャンク品でしたが内部を開けて調べてみると、蓋部分とのアース不良、メーターへの端子部分の導通不良のようでした。ハンダ付けして導通不良を直したところ、ちゃんと抵抗値が出て使えそうな感じになりました。下写真の赤矢印が端子部分のハンダ付け部分です(ピンボケ・・・)。
筒を傾けて内部のフロートを上下させると抵抗値も変化するので大丈夫だとは思いますが、念のため本格的にタンクに付ける前に古いセンダーから配線を付け換えてちゃんと燃料計が動くかチェックしました(下写真)。ネジの頭を蓋部分に接触させてアースとしています。
すると・・・ 燃料計が動き、フロートを下にすると”R”に針が行き、上に持ってくると”1/1”に針が来ます。修理した筒形センダーはちゃんと作動していそうです。
ということで、古いセンダーを外します。レバー式のやつが使われていました。
筒形センダーを付けるとこんな感じ。タンクとの間のゴムパッキンは新品にしています。蓋部分をワイヤーブラシで擦ったので、結構きれいな感じになってます。
燃料メーターは半分チョイ下を示しています。センダー交換前は3/4くらいを示していました。走行距離からしても、半分くらいに減っていておかしくない感じです。
この後でガソリンスタンドに行きましたが、その途中でも走行中の針の振れは少なく、1/2付近にとどまっていました。良い兆候です!ガススタでガソリンを満タンにすると22L入ったので、修理後の燃料計の指針は正確だっていうことですね!下の写真のように、満タン時の指針もしっかり”1/1”を指しています。修理前は満タンでも8~9割くらいのところまでしか針が上がりませんでした。
その後ちょっと走らせてみましたが、満タン時はフロートが動かないためだと思いますが指針は車体が揺れても全く動きません。ええど~~~!修理完了!なんかスッキリ!
ジャンク品で修理できたということにも小さな幸せを感じます~♪燃料計が修理できただけで幸せを感じられる車って、そうそうないですよね? って、そもそも今の車は燃料計が壊れたりしないか・・・
(感激のあまりガソリンが滲んできたりしていないかチェックするのを忘れていました!パッキンが新品なので大丈夫だとは思いますが、今度見てみなくっちゃ!)
徐々にまともな車に近づいてきてますね~ でもまだまだ修理は続く・・・
Posted at 2025/02/04 18:04:49 | |
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カルマンギア | 日記