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k.sugiのブログ一覧

2025年02月04日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その92 小さな幸せ!(燃料計修理)

カルマンギア レストア開始 その92 小さな幸せ!(燃料計修理)カルマン君の燃料計の針が走行中にビョンビョン跳ね回って精神衛生上よろしくありません。また、1/2を示しているときにガソリンを入れると30Lくらい入ったりします(タンク容量は40L)。ガス欠になってもシャレにならんので、修理することにします。

原因はおそらくタンクに付いているセンダーであろうと推察しました。現状は左写真のようにVDOのセンダーが付いています。これを交換して様子を見ます。

交換するセンダーは、以前にカルマン用中古部品いろいろをオークションで落札したときに入っていた筒形のVDO製燃料センダーです。初めは導通が無く、ジャンク品でしたが内部を開けて調べてみると、蓋部分とのアース不良、メーターへの端子部分の導通不良のようでした。ハンダ付けして導通不良を直したところ、ちゃんと抵抗値が出て使えそうな感じになりました。下写真の赤矢印が端子部分のハンダ付け部分です(ピンボケ・・・)。


筒を傾けて内部のフロートを上下させると抵抗値も変化するので大丈夫だとは思いますが、念のため本格的にタンクに付ける前に古いセンダーから配線を付け換えてちゃんと燃料計が動くかチェックしました(下写真)。ネジの頭を蓋部分に接触させてアースとしています。


すると・・・ 燃料計が動き、フロートを下にすると”R”に針が行き、上に持ってくると”1/1”に針が来ます。修理した筒形センダーはちゃんと作動していそうです。

ということで、古いセンダーを外します。レバー式のやつが使われていました。


筒形センダーを付けるとこんな感じ。タンクとの間のゴムパッキンは新品にしています。蓋部分をワイヤーブラシで擦ったので、結構きれいな感じになってます。


燃料メーターは半分チョイ下を示しています。センダー交換前は3/4くらいを示していました。走行距離からしても、半分くらいに減っていておかしくない感じです。


この後でガソリンスタンドに行きましたが、その途中でも走行中の針の振れは少なく、1/2付近にとどまっていました。良い兆候です!ガススタでガソリンを満タンにすると22L入ったので、修理後の燃料計の指針は正確だっていうことですね!下の写真のように、満タン時の指針もしっかり”1/1”を指しています。修理前は満タンでも8~9割くらいのところまでしか針が上がりませんでした。


その後ちょっと走らせてみましたが、満タン時はフロートが動かないためだと思いますが指針は車体が揺れても全く動きません。ええど~~~!修理完了!なんかスッキリ!

ジャンク品で修理できたということにも小さな幸せを感じます~♪燃料計が修理できただけで幸せを感じられる車って、そうそうないですよね? って、そもそも今の車は燃料計が壊れたりしないか・・・

(感激のあまりガソリンが滲んできたりしていないかチェックするのを忘れていました!パッキンが新品なので大丈夫だとは思いますが、今度見てみなくっちゃ!)

徐々にまともな車に近づいてきてますね~ でもまだまだ修理は続く・・・
Posted at 2025/02/04 18:04:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記
2025年01月28日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その91 なんじゃこりゃ~!?

カルマンギア レストア開始 その91 なんじゃこりゃ~!?シフターのキコキコ音がやはり気になるので、みん友さんのマスタングさんのアドバイスを元に、シフターにつながっているシフトロッドにグリスをスプレーしてみました。段取りが悪いので二度手間ですね・・・

もう一度シフターを取ってよく見てみると、左写真(赤矢印はフロント方向)の白矢印部分に金属リングがプラプラしています!これは本来シフトロッドのプラスチックブッシュに付いているもので、下写真のブッシュの赤矢印部分についているはずのものです。それが外れているということは、ブッシュがダメになっているのでしょう。まあ、想定内ですね!


このブッシュ交換は結構めんどくさいので、後でやることにします。スプレーグリスを奥の方にテキトーに噴射して、シフターを戻してこの前と同様に調整して取り付けました。すると、キコキコ音は出なくなりました!まずはメデタシです。


次に気になっていたサイドブレーキのラバーブーツを交換しました。まずはカチカチになったラバーブーツを取り外します。カッターで切りながら外しました。


ここで段取りの悪さが露呈します!以前、サイドブレーキの木製ノブを塗装しましたが、その時に接着剤を塗って装着したのでした。そうです!いざノブを取ろうとすると取れないのです!古いブーツはカッターで切ったので取れるのですが、ノブを取らないと新しいブーツを装着できないんです。必死で格闘して取りました~


自分の段取りの悪さに腹が立ちますねえ!新しいブーツの装着も結構大変でしたが、なんとか装着できました。本来は下写真の赤矢印部分はカーペットの下に入るもののような気がしますが・・・ まあ、あまり気にしないことにします!(後で気がつきましたが、サイドブレーキのシャフト部分にスプレーグリスを吹いておけばいいのに忘れてブーツを装着しています。またまた段取り悪し・・・)


ラバーブーツの装着が終わってふと見ると、足元の暖気吹き出し口に光が見えるんです(赤矢印部分)。ああっ、よく見ると外が見えてる!


ということで、ボディーの下を覗いてみると・・・ちょっと錆びて穴も開いていますが、これは元々開けられている穴のような感じ。


この内側をスマホを差し入れて写真を撮ってみると・・・なんじゃこりゃ!?錆びてグサグサになってる~!


は~、どうしてくれようって感じですねえ。これはちょっと車屋さんと相談ですねえ。とりあえずは足元の暖気吹き出し口を閉じておきましょう!そうすればあまり水は入って来ないはず・・・

当然のごとく、まだまだ修理は続く・・・
Posted at 2025/01/29 00:23:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記
2025年01月25日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その90 シフター調整とETC設置

カルマンギア レストア開始 その90 シフター調整とETC設置今日は午後からシフターの調整とETC装置の取り付けをやりました。

シフターはEMPIのハーストタイプが付いています。マニュアルの操作にも慣れてきたせいか、なんとなくギアの入りがよろしくないと感じて来ました。Youtubeを見ると、シフターの調整方法が紹介されていたのでそれに沿ってやってみたいと思います。このYoutubeで発信している方は、ビートルのお役立ち情報を上げてくれていてすごく参考になります(キャブの加速ポンプノズルもこの方の情報)。URLは、https://www.youtube.com/watch?v=p5o5cGEJ_8c&t=320s です。

まずはシフターを外します。上写真の赤矢印部分のネジ2本を外すだけです。簡単ですね。次にシフターの可動部にグリスを吹き付けました(30年物のスプレーグリス)。シフターが接続する丸い部分にはモリブデングリスを塗ってます。


ここからがYoutubeのノウハウですが、シフターを元に戻して2本のボルトを緩く締めます。シフトレバーを動かすとシフター本体がずれて動く程度に締める感じです。この状態でシフトレバーを動かしてガチャガチャとギアを適当に入れて動かし、ニュートラルにして数回シフトレバーを左右に振ったところで取り付けネジ2本を本締めします。これで終わりです。後で試運転に出ましたが、シフトがスムースになったと思います!


次に、中古で安く買ったETC装置を取り付けました。本体はグローブボックスに隠し、そこからセンサーだけ外に出す算段です。まあ、電源を繋ぐだけなので楽勝で終わりです(本当は配線取り回しで少し苦労しました・・・汗)。とりあえず作動するかどうかわからないので、ETC本体はCDデッキの上に乗せておき、ETCのバーが上がるかどうかテストすることにしました。


お決まりの宇都宮北道路から日光宇都宮道路に入り、万が一、料金ゲートのバーが上がらなくても迷惑にならないようにあまり出る人がいないであろう〇〇〇料金所で降りてみました。恐る恐るゲートを通過すると・・・バーが開きました!メデタシ!後日、ETC本体をグローブボックスの天面(白矢印部分)に両面テープでくっつけてやりましょう!

シフトも結構よくなってきたので、道の駅塩谷までドライブしてみました。今回はどこだかわかるように写真を撮りました。ちょっとは学習していますね!


エンジンも快調で、シフトフィールも良くなったのですが(←マニュアル初心者なのに偉そうですねえ)、2速→3速に入れる時にシフトからキーキーきしみ音がします。後から追いスプレーグリスをかけても良くなりません。う~ん・・・まあ、ほっとけばそのうち音もしなくなるでしょう!ということで、「放置」とします!

道の駅塩谷まで快調だったので、県民の森までの山道を走ってみました。マニュアル初心者にはワインディングロードはちょっと過酷でしたが、いい感じで坂も上ります。

ここで気がついたことを一つ!エンジンが温まっているときの再始動時には、アクセルを踏まないでセルを回すのがいいことに気がつきました。ちょっとアクセルを踏んだ方がいいだろうと思っていましたが、そうするとすぐに始動しないことも結構ありました。私のカルマン君だけかもしれませんが・・・

カルマン君はETCも装備していっぱしの車のような感じになってきたものの、まだまだ修理は続く・・・
Posted at 2025/01/25 18:18:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記
2025年01月18日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その89 34PICT-3微調整と試運転

カルマンギア レストア開始 その89 34PICT-3微調整と試運転カルマン君のキャブレターを34PICT-3に換えましたが、エンジンが冷え切っているとエンジンはすぐかかるのですが暖気中にエンジンが止まったりしていました。エンジンがちょっと温まってきても、低速で息つきのような症状が出て、走るのに気を使います。温まってしまえば大丈夫なんですけどね。

ユーチューブを見てみたら、低速での息つきは加速ポンプのノズルを外側に曲げると良いという情報が出ていました。これ幸いとノズルをちょっと曲げてみました(上写真)。曲げる前のノズルはシャフトと平行になっていましたが、白矢印のところまで曲げました。

また、加速ポンプの吐出量調整部分も最初は一番濃いところに設定されていたので、中間に設定してみました。キャブを外さずに何とか調整できました。下の写真が調整後ですが、変な所にピントが合っているのでボケボケですねえ(赤矢印部分です)。


これをやったのが今日の午後だったので、霜が降りるような気温じゃないせいかもしれませんがアイドリングもばっちりで、いい感じに吹け上がります。

調子を見るために近場の道の駅喜連川まで行ってみました。往復50km弱と言ったところ。またまた喜連川かどうか定かではない写真↓です・・・


カルマン君は調子よく走ってくれて、いい感じでした!ステレオもちゃんと音が出て、音楽を聴きながら機嫌よくドライブできました。エンジン音がうるさくても意外に曲もちゃんと聞こえてきますね~♪(ボリューム上げてるだけ!?)

結果的に、気温が上がったせいなのか、ノズルを曲げたおかげなのか、加速ポンプの吐出量を中間にしたせいなのかわかりませんが、すごくいい感じに走ります♪まっ、結果オーライです!メデタシ!

明日も朝は冷え込むようなので、朝一でエンジンをかけて様子を見てみようかなと思います。また同じだったりして・・・

ということで、まだちょっと(?)修理は続く・・・
Posted at 2025/01/18 18:05:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記
2025年01月15日 イイね!

カルマンギア レストア開始 その88 キャブレター交換とステレオ謎解決!

カルマンギア レストア開始 その88 キャブレター交換とステレオ謎解決!今日は小雨が上がった後でキャブレター交換をしました。

現状は、30/31 PICT-3が装着されており、スロー再調整後は快調になっていましたが、注文していた34 PICT-3が来たのでそちらに交換してみることにしました。新しいキャブは恐ろしく軽いです。どうしてですかねえ?

最初に現状を知るために外しやすい2番、4番のプラグの様子を見てみました(上写真)。碍子部分が白く焼けており、ちょっと焼け過ぎかなって感じです。まあ、ぶん回して乗っているからでしょう♪現状がわかったのでキャブ交換に入ります。

キャブ交換前の写真は↓です。エアクリーナーのダクトを外してみると、キャブ入り口まで吹き返しで真っ黒になっていました。キャブとインマニの間にはアダプターが付いていますが、新しい34 PICT-3はアダプターなしでインマニに直接つけられる「はず」です。


取り外し手順は簡単で、①エアクリーナーのダクトを外してずらす ②オートチョーク、シャットオフバルブの配線を取る ③燃料パイプを外す ④スロットルケーブルを外す ⑤デスビキャップを取る ⑥キャブを止めているナット2個を取る
で、外れます。デスビキャップを外すのは、後ろ側のナットにレンチをかけやすくするためです。

キャブが取れたら、オイルストーンでインマニの接合部の面出しをします。ちょっと研磨してみた結果が以下の写真で、平面が出ていないのがわかります。


根気よくオイルストーンで研磨して、下の写真のような程度まで面出ししてこれでいいことにしました。まあ、多少の凸凹を吸収するためにガスケットがあるわけですからね!(←単にめんどくさいだけ!)


新しいキャブの装着は、マニュアルあるあるの「外した時の逆の手順」でやります。34 PICT-3はおそらく大陸製のパチもんですが、問題なくつきました。心配していたオルタネーターとの干渉もなし。キャブ固定用の後ろ側のナット装着がやりづらかったですが、根性でなんとかなりました。


ノーマルエアクリーナーも問題なく装着できて、完成です!


新品キャブはフロート部にガソリンが入って無いので、数回の長いクランキングの後で心配になってきたころにエンジンがかかりました。メデタシ!しばらく暖気してからアイドリングの調整をして完了です。


この後で、恒例になった北道路往復で調子を確認しました。結果としては、劇的に変わってはいないけど、全体的に良くなってる気がします(プラセボ効果?)。とりあえず、ジェット類を変えることなくポン付けでちゃんと上までよく回ります。まずはこれでいいでしょう!しばらく走ってまたプラグの焼けをチェックすることにします。


これに気を良くして、CDプレーヤーの電源が入らない問題に取り組みました。結果、予想通り私の配線ミスで、配線を繋ぎなおすとすぐに電源が入るようになりましたが、CDプレーヤー交換前のようになぜか音が出ません。もしやと思って古いトランジスターラジオ用に分岐させたスピーカー配線を外してみると、ちゃんと音が出ました!スピーカー出力を一つ分岐しただけで全く音が出なくなるというのは私のような素人には驚きです。とりあえず音が出るようになってメデタシです!


今日は色々問題解決できていい日でした~!でも、まだ修理は続く・・・
Posted at 2025/01/16 00:19:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | カルマンギア | 日記

プロフィール

「VWイベント初参加!Classic Wagen in 天栄に行ってきました http://cvw.jp/b/3312603/48632495/
何シテル?   09/02 00:24
車、バイクいじりが趣味です。バイクはリトルホンダ、ラビットハイスーパー、ヤマハHX90、カワサキ750SSを所有(すべて自分で修理)。時計修理・収集もしてます(...
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