前回からの続きです。
ミニコンプレッサーを利用した方法は前回報告しましたが、見事に撃沈しまた。
ですので、今回は「ラッシングベルト」と「フットポンプ」でビード上げを行ってみます。
必要物品をホームセンターに買いに行ったところ、ラッシングベルトが安かったので購入しました
フットポンプも購入して、二つのアイテムで行います。
注)既にホイールの腐食やサビなどの研磨、またビードワックスは、こってりとホイールやタイヤの設置部分に塗っている事を前提とします。
このラッシングベルトですが、ラチェット式で700円ほど(ホームセンターのプロショップで購入)でした。

まず、ビードの上がっていないタイヤを、こんな感じで縛ります。
注)奥に石油ストーブがついたままになっていますが、寒い倉庫を温める事を目的にしていますが、接近しすぎると思わぬ事故に遭うので気をつけましょう。

実際にはタイヤの破損を考慮して、厚手の布やゴム板などをラチェット部分や、フックの部分に敷いてタイヤを守ります。
※)私はゴム製の手袋を同じ部分に敷きました。
かなりきつく縛る必要があり、ラチェットで締めていくと、だんだんビードが上がり始めますが、強さ的にはタイヤが扁平するくらいきつく巻く必要があります。
当然、強い圧力で加圧すれば簡単かも知れませんが、あくまでも自宅で何とか自分でビードを上げたい方の為に書いています。
それと、フットポンプですね。加圧タンク付きの自転車用の空気入れです(こちらはホームセンターで900円で売られてました)。
これもしっかりホイールのバルブに装着し、ロックした状態でポンプを踏みます。(この時はバルブのコアは抜いておくのも手の一つです)
それでも上手く空気が入らない場合は、ビードが落ちてる部分を確認し、回したり、力を加えたりしてビードがタイヤと設置するのを確認しながら行ってください。

フットポンプは数十回踏んだかな?
気持よく「ポン・ポン」と2回ビードの上がる音がするので確認してから、規定のエアー圧になればOKです。
ちょっと数えてなかったんですが、疲れるほど踏まなくても空気は入りました。
以上です。自身でタイヤ交換しビード上げに困っている方は、この方法でされてはいかかでしょうか・・・
注)フットポンプの仕様は確認の上、規定を上回る様な圧力での使用は事故に繋がるので、フットポンプを選ぶ際には注意が必要です。
私の利用したフットポンプは下記の仕様でした。
●最高圧力:約700kPa(ビード上げには400~500くらいが適当かと)
●付属品:バイク用・自転車用・ボール用・ボート用・浮き輪用ノズル
●メーター表示:0~700kPa
●エアーホースの長さ:約600mm
●本体サイズ/重量(最小サイズ)約248×73×89mm(最大サイズ)約305×235×89mm/約800g
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Posted at
2021/01/05 19:06:06