
488の軽量化モデル、強化バージョンのPistaはエンジンのトルクカーブもノーマルとは桁違い、全体にカーボンパーツがあしらわれすごいもののなに、さらにそれを、2017年のWECでのドライバー、マニファクチャー両方のタイトルを獲得したAFコルサ51号車のカラーリング再現した「テーラーメイド」プログラムの車。新車購入権利はスポーツプログラムに参加している顧客だけというのでむちゃくちゃレア盤。

これを見事に再現したのが、この1/18モデル。ただし定番の「51」というナンバーやフロントボンネット中央に描かれたFIAの優勝マークは省かれている。
天井でクロスするトリコロールラインなど特徴的な部分も再現されている。
アルカンターラのシートの材質感も小さいながら再現されているだけでなく、シートの背もたれの部分のトリコロールの彩色やフロアの再現もされている。
カーボンパーツの再現もしっかりされているし、ラインがウィングの裏側まで巻かれているのは、テーラーメイドの証らしい。
実は購入時に51というナンバーが描かれたモデルも同価格帯であったのだが、このカーボンホイール装着が決めてでこっちを選んだ。
さて実車はコレクターズアイテム満載なので、中古であっても絶対に買えないのだけど、これのアルジェント・ニュルブルクリンクの実車をいつものお店で偶々みたことがある。しかも驚くべくことにマットカラー。担当に許可を得て写真にも収めた。はっきり言ってものすごく格好がいい。初めてマットカラーの凄みを認識した。(写真公開は控えるように指示されている。そりゃそうだ)
その車が装着していたのがカーボンホイール。
細かい点だが、ヘッドライトウオッシャーの部品が異なる。ノーマルの488はボディ同色の4cm四方ぐらいの格納パネルで通常は隠されているのに対し、Pistaは小さな黒いノズルが露出している。モデルでもちゃんと再現されているのに対し、BBR 1/18 488GTB(ノーマル)ではこの切り欠きが省かれている。BBRはスケールに圧縮した時の印象を大切にしており、バランスを考えてあえて、実際を単純にモデリングしていない。パースが破綻していたとしても印象を重視する印象派の絵画のようなモデルをリリースしてくれている。MRに足りない部分であり、BBRを選ぶ大きな理由である。
Posted at 2020/12/20 08:37:01 | |
トラックバック(0) |
ミニカー | 日記