ステアリング チルト下げ 加工

DDMのステアリングコラムエクステンダーを購入したので、まずはチルトの下げ加工から。流れで加工から取り付けまで行ってます。難しい作業は全然無いですけど、595にありがちな作業スペースの無さがツラいのでチルト下げの方がしんどいです。

ステアリングのチルト下カバーを外します。
下カバーに2箇所穴があるのでビスをポジドライブのPZ2で緩めます。プラスドライバーで無理にやろうとすると舐めて緩められなくなるのでそれだけ注意です。
ビスを外したらカバーを外すのですが、私のは左側の爪がなかなか外れません。ということで、カバーの爪が壊れてもビス止めもあることだしと思って、ウィンカーレバーの所に指を掛けて思いっきり引っ張って力業で外しました。爪は欠けたりしなかったです。

正面から見ると◯の所にナットがあるので外します。右側はキーシリンダーの後ろに有りますが、スペースがあるので外すのは簡単です。
左側が問題です、スペースがない上にシリンダーのコード類が邪魔でメガネレンチやラチェットレンチは掛けれますけど、ギアが少ないと遊びの部分で回せないほどスペース無いです。
私は使えそうな工具が手元に無かったので、3/8の25cmのエクステンションとユニバーサルジョイントを買ってきて狭い所で格闘せずに外しました。

スペーサーには以前もナンバープレートに使った布入りのゴムスペーサーを使います。振動にも強そうだし。
ナットが外せたら、コラムを固定してるプレートを下げ、ボルトに6mmのゴムスペーサーを通して挟むことで、スペーサーの厚み分だけプレートの位置を純正位置よりも下げます。
このボルトに挟み込む作業もなかなかしんどいです。
上手くはまったら、プレートを戻すのですが、ステアリングを持ち上げるだけではプレートがズレててボルトにハマらず戻らないので、プレートをちょっと前に引っ張るとバネのテンションで勝手にハマると思います。プレートの引き出しはキーシリンダー側でやるとスペースがあるのでやりやすいです。

あとはナットを締めてカバーを戻すだけです、この状態でチルトを一番下げた時の高さは結構違います。テストドライブしたかったですけど、私はこの後コラムエクステンダーを取り付ける作業を続けました。
ちょっと作業が面倒な部分もありますけど、ステアリングが高いなと思う人には、作業は短時間でできるしコスパのよいDIYです。