皆さま、お疲れ様です。
以上の車は、私が18歳で第1種普通自動車運転免許を取って(年齢がバレてしまう)3年以内に乗って感動した車ですが、やはり初代でもセルシオが良かったです。
初代クラウンマジェスタ(以下マジェスタ)は当時のセルシオにもオプションで用意されなかったGPSボイスナビゲーション付きのV8・Cタイプに乗ったり運転したりしたのですが、やはりセルシオに乗ってしまうと、車体価格で100万円安いと車の作りが段違いであると。
例えば、高速域での静粛性。100km/hまではマジェスタもセルシオと変わらないのですが、120km/h以上だと、やはり200km/h走行を主眼に考えて作られたセルシオがダントツに静かであり、走りの上質感もセルシオが安定感もあり、「日本車の中で唯一ベンツやジャガーに渡り合えるクルマだなぁ」と。その他やはりセルシオとマジェスタの差を感じられるのは、お客を乗せてホテルの玄関前に車を止める際、セルシオだとベンツやジャガー、キャデラックなどの高級外車と同じ、ベルマンがすぐ出てきて後部ドアを開け、駐車場で止めやすい場所まで案内してくれるが、マジェスタだと軽くクラクションを鳴らさないとベルマンが出てきてくれないのが悲しかった。
聞いているとマジェスタの評価が低いばっかりじゃないかといわれますので、セルシオにはないマジェスタの美点を。
まずは、年配の同乗者を助手席や後席に乗せるとセルシオより若干柔らかい足回り設定のため、「このクルマ、すこぶる乗り心地がいいね」と。そして極めつけは、セルシオと同じグレードのCタイプV8で、マジェスタにしかないものはなんと、左後席バイブレーション付きシート。今のクラウンやマジェスタには付いていない機能で、要はマッサージ機能のものです。私はあまりにくすぐったいので好きではないが、多くの老若男女の同乗者はこのシートをかなり気に入っていて、ゴルフ帰りにこのシートに座りたいと、同乗者がかなり気合いを入れてゴルフプレーしていたのを覚えている。セルシオ(Cタイプ)にこのシートを付けたいとなると、なんやかんやのオプションがセットになるので一気に車体価格が70万円(!)も上がり、グレードもCタイプFパッケージ(後席重視グレード)となり、車体だけで600万円オーバーになってしまうが、マジェスタだと車体価格は540万円(但しナビなし。ナビ付きだと600万円)。
市街地走行がメインで、接待などで大切な方を後席に乗せたいのと取引先との関係でセルシオには乗れないけど、セルシオと装備があまり変わらない高級車に乗りたい方はマジェスタをどうぞ、長年クラウンに乗っていて、ベンツやジャガー、キャデラックなどの高級外車と肩を並べられ、故障が少なく信頼性の高いクルマに乗りたい方はセルシオにお乗りくださいと、当時のトヨタは上手に50歳以上の富裕層の心を掴んでいたメーカーであることに間違いない。
マジェスタには日本の道路で最高の乗り心地と至り尽くせりの装備で同乗者を、特に後席に乗られる方に喜ばれる魅力が、セルシオには自ら運転される方や、男っぽい高級車に乗りたい女性に魅力があります。私はやはり運転する楽しみが欲しいのでセルシオです。
「おい、お前!500万円以上の高級車をどうやって乗り回せたんだ!」と。
告白します!
当時は稼ぎが良くてもさすがに、日本を代表するトヨタの最高級車は買えないので、レンタカーやそれらのクルマに乗られている方が、海外旅行などで留守をされる際に好意で借りて乗っておりました。
みんカラの友人、訪問者の皆さまへ。
セルシオとマジェスタ、どちらが好みでしょうか?
ご教授願います。
ちなみに歴代セルシオの中で、スタイルが好きなモデルは2代目初期セルシオです。

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Posted at
2013/06/25 01:00:22