今まで積んでいるプラモデルをサクサクと消化しております。
仕事にも行かずこんな事をしているのに罪悪感を感じていますが、何もしないでボーっとするよりかは良いのかな?と言い聞かせてながら完成させました。
という事で、今回製作したのはアオシマ製のY33グロリアです。
忘れもしない…このY33セドリック/グロリアの兄弟車であるレパードが我が家で17年間活躍しました。
レパードを再現してあげたかった所ですが、とりあえずキットの素組みしてみました(スクラッチする技術が無いだけとも言えますが…)
やっぱり兄弟車だけあって、並べて見ると雰囲気は似てますね。
個人的には見慣れている事もありますが、レパードの方が落ち着いていて良いデザインだと思います。しかしグランツーリスモ系の格好良いデザイン(特に丸目4灯のヘットライト!)も捨て難いですね!
レパードは外装こそオリジナルですが、シャーシはグランツーリスモ系、内装がブロアム系の内装になっており、良い所取りのようなクルマでした。メーターが自発光式で、これはレパード専用の装備でした(33セドグロや33シーマはアナログ式でした)
自分が中学校1年生の時にレパードが来たのですが、その時に「新しいクルマが来たなぁ…」と感じたのがコレです。
UVカットガラス!この微妙な色合いのガラスですが、これをプラモデルでも再現する事に成功しました!
今までは実車用UVカットフィルムで再現していましたが、綺麗に貼るのが難しく、時間が経つと剥がれてしまうのがネックでした。
しかし、クリアに極少量のクリアグリーンを混ぜてエアブラシで吹いたら凄く良い感じになりました。
ボディは例によって水性ホビーカラーでクリア塗装までしてあります。
やっぱり乾燥が遅く、磨いている最中に指紋が付いてしまうのですが、薬局で見つけた保湿用の手袋をして磨き作業をしたら若干ですが指紋が付き難くなりました。
乾燥が遅く、湿度が高い時に塗ると白く曇ってしまいますが、乾いた後に磨き出ししてあげると、しっとりとしたテロテロな仕上がりになりますし、下手すると缶スプレーのラッカークリアよりも良い艶が出ているかもしれません。
本当はウレタンクリアーが良いのかもしれませんが、自分の腕ではこれで充分です。
最後にタミヤモデリングワックスで磨いたら綺麗になりました。
内装も自分が覚えている範囲でレパードの内装色を再現しました。グランツーリスモ系だったらグレー基調の内装ですが、そこは悪しからず…
この年代のアオシマのキットはボディの造形はさることながら、シャシー周りも精密に再現されているのが多く、特にシャーシ周りは結構な再現度だったりします。
ここもレパードのオイル交換や車検等で下回りに潜った事が何度かあるので、記憶を頼りに配色してみました。
晩年はリヤの足回りから異音がしていて、オーバーホールも視野に入れていましたが、部品が出ないかも…との事で維持を断念しました。
レパードの画像を並べていたら懐かしくなってきました。
もはやアオシマのグロリアの話題にすらなっていないのですが、キットを作っていたらレパード時代の事を色々と思い出してきました。
恐らく、もう廃車になってしまっていると思いますが、なかなか貴重なクルマだけに、何処かで大事にしてくれる方にお譲りしても良いのでは?と思いましたが、中古車店のCAに上手く言いくるめられて、半ば強引に回収(買取り)されてしまいました。これは実は自分の中では未だに納得が行ってません…
購入時の書類や点検等で色々とすったもんだあり、気持ち良く送り出してやることが出来なかったのが心残りでした。
実はアオシマのY33セドグロのキットはもう1セット保管してあります。これはいつか自宅のレパードを完全再現して父にプレゼントしようと企んでいるのですが、いつになる事やらです…

Posted at 2023/07/08 23:46:31 | |
トラックバック(0) |
プラモデル | 日記