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前回に引き続き、ドアミラーコントローラの配線です。当初、最小限の配線のみ行っていましたが、車庫入れ後、すぐにエンジンを切ってしまうと,ミラーが下向きのままになってしまう症状だったので,10秒間待って、ミラーが元の位置に戻るまで待たないといけなくて,ちょっと不便でしたので、結局全部配線する事にしました。(ちなみに,本来の機能としては,エンジンを切っても問題なく元の位置に戻るはずらしいです。アウディのACCに起因しているかもしれません)
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残る配線は、2本だけです。1本目はパーキングセンサー。これを配線すると、パーキングに入れるとすぐに元の位置に戻り始めます(パーキング以外では、10秒間ホールドされ、無意味に動かない仕様となっています)。
後部座席の灰皿を引っ張って外します。開口部が狭いので作業しづらいため、灰皿の更に下の部分のパーツを外します。これは、つめが引っかかっているので、指を突っ込んで左右2箇所を外します。写真は、灰皿とその下のパーツを外した状態です。
内部左側の茶、茶/白の配線がパーキングセンサーの配線です。茶/白に配線します。
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写真がありませんが、コードの引き回しは、センターコンソールの縁から指でグリグリ押し込んだだけです。これで奇麗に隠れてくれます(奇麗に隠れたので写真を撮りませんでした(^^;)。
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最後の配線は、車速パルスです。前述のとおり、リバースからシフトしても10秒間はホールドするのですが、車速が10キロ以上になった時点で復帰するプログラムがあります。
配線位置は、ナビのフィッティングを参考にしました。
助手席足元左側のパネルの中にコネクターがあるので、エントランスモール(?)を外す必要があります。
まず、運転席側ヒューズボックスの反対側(助手席側)も同様にキーで蓋が外れます。するとAピラーの下に30センチほどの長さの細長いパーツがありますので、これを引っ張って外します。(写真がありません)
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Aピラーの下のパーツが外れたら、エントランスモールを外します。指を突っ込んで、エイヤッと引っ張れば外れます。とは言っても樹脂パーツなので過剰な力で割れる恐れがありますので、ピンの位置が参考になればと思い写真を撮りました。細長い穴が3箇所見えると思いますが、ここに金属製のピン(クリップ)が刺さります。なるべくこの位置を引っ張ると簡単だと思います。
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さて本題。助手席足元のリレー群です。
一番手前のコネクター(緑)が標的です。これの9番ピン(上段写真向かって右から2番目)が車速センサーです。フィッティングデータでは「白/青」となっていましたが、私のは「黄/白」でした。
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最初は、「10秒ホールド」機能はいらないと思っていたのですが、使ってみると良いですね。BMWはホールドしていなかったので、切り返しのたびにジージー動いていましたが、10秒ホールドされるためにそれがありません。実用上どちらもそれほど変わらないのですが、ジージーという音がしないだけでちょっと嬉しいです(でも、経験者じゃないと実感できないだろうなぁ)。車速パルスの方は「?」です。私は、燃費のためにスタートはとてもとてもゆっくりする方なのであっても無くても良い感じです(^^;とりあえずフルスペックにしようと配線しました。
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非常に便利なのですが、ちょっと問題がありました。どうやら上向きの速度が遅いらしく、何度かバックをすると、ミラーが最初よりも下を向いてしまうのです。装置としては、上りと下りを同じ時間だけ通電させて元の位置に戻すようですから、動きの速度が違うと元の位置には戻れないんですよね。ま、何日かに1回ちょっと調整すれば済むだけの話ですけど(うちは、かみさんと私の両方が運転するので、どうせ調整はしなければいけませんしね)。
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