
私のNDロードスター、やっと満足のいくシフトフィールになり、通常管理で維持できそうなとこまできました。
割と色んなことをやってきたんですが、とりあえず基本的なことだけまとめてみます。
1、慣らしは重要
入りにくい状態で無理してシフト操作せず、しっかりと当たりが出るまで慣らしはやるのが良いと思います。初期は高回転まで回さない、丁寧で多めにシフトして慣らす、オイルは初期は早めの交換しながら様子見など。色々慣らしの方法はあると思いますが、とにかく渋い時に無理にゴリゴリしちゃうと逆効果なので、そうならないようにゆっくりとフィールを育てる感覚が良いかと思います。
2、基本は摺動抵抗の低減
引っかかりとか抵抗を感じるとして、その解決策として、とにかく何事もシフト操作に必要な作動力が小さくて動く方向に摺動抵抗を減らすというのが基本と思います。
擦って動く部分はとにかく磨く、引っかかりそうな出っ張りは削って滑らかにする、粘度低めのオイルを採用するなど。
ドライバーの操作力を軽減する方向として、重いシフトノブに変える方法もありますが、これは個人的には摺動抵抗を減らす訳ではないので私は採用していません。とにかくドライバーの操作を軽くするのではなく、シフト自体が軽く動く状態にすることを目的としています。
3、シフト操作でだいぶ変わる
丁寧なシフト操作、普段街乗りはいつも同じ回転数でシフトアップ、シフトチェンジは必ずエンジン回転数シンクロを意識して、作動力が軽いところでシフトする、が基本です。
私はお山でもシフトアップ、ダウンともにいつもと同じシフト操作です。サーキットでやるような電撃シフトはやりません。
4、クイックシフターなどチューンは慣らし終わってから
ショートストロークシフトとか、シフトが入りにくいミッションだと更に入りにくさを助長します。それでも無理やりシフトしていると、良いフィールに育ちません。ノーマルでしっかり慣らしが終わり、良い感じになってから採用するほうが良いと思います。
私はミッション載せ替えの時に、慣らしに不向きなのでクイックシフターをノーマル戻ししました。結局慣らしやってるうちにノーマルのほうが良いと結論出たのでクイックシフターはそれ以降使ってないです。
ミッションに関しては私はすでに三基目になりますが、ぶっちゃけ当たり外れがあるというより、ほぼ全て外れです。なのでその微妙なシフトフィールを時間をかけて育てていくことになるかと思います。とにかくミッション弱いので、負担をかけないように使わないとフィールの良し悪しの前に壊れますし、なかなか厄介ですね。
ミッションフィールとかドライバーが満足すればそれで良いので目指す合格レベルは違うと思います。まぁでも乗り比べたらみんな全然違うんですよね、シフトフィール。NDロードスターはほんとみんな違いますね。
今までの車歴でミッションオイルすら気を使ったことは無いですし、こんなにシフトフィールに苦労した車は初めてです。
シフトレバーは簡単に分解出来ますので、定期的にシフトレバーの当たり具合とか摺動傷などは確認すると良いかと思います。上手に当たりが出ていれば傷もなく表面は荒れていませんが、そーではないならなにか無理な力がかかったりしています。樹脂のカバーとかいうパーツは擦れて減ったりもしますので、特にクイックシフター装着勢は摩耗要チェックですよ。
ボルト3本で止まっているカバー
リバースギア入れたあと、戻す時に当たるとこが1番摩耗します。
コレ、買うと2,500円くらいだったかなぁ。。
冒頭の写真でシフトノブのステッチの向きが変なのは、ミッション載せ替えた影響です。ミッション載せ替えからもう6.7万kmになるのでそろそろステッチの向きは合わせる修正しようかな、と思っています。
昔はシフトノブステッチ向きは合っていた
とりあえずシフトが軽い力で入る状態を作るのが大事かと思います。その状態を維持しながら少しずつ丁寧な操作で育てていくと、良い子に育つと思います。良いミッションオイル入れたら解決とかそーいうもんではなく、大事に育てる意識が大切かもしれませんね。
操作編のほうは別ブログで。
では。
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2024/08/23 12:22:44