
パーツレビューにも書きましたが、BBS LMのナット座面が脱着繰り返したはずなのにヤケに綺麗だったんですね。今日は謎の解明のため、近所のフジ・コーポレーションで他のホイールとも新品で見比べてきました。
まず、BBSはどのホイールも同じで、ナットの接触するテーパー部分と穴の内径は塗装無しで、面粗度もとても綺麗。マジで圧倒的に綺麗でした。
他のホイールはどうかと見たんですけど、割とマチマチ。
同じく鍛造のGT beyond。全部塗装有り。正直塗装されちゃうとアルミの面粗度とか分からない。これ一回ナットで締結すると塗装が剥げたりしそう。
鋳造のTC-4 SE。加工入ってるんですかね?面粗度粗くない?かなり微妙。
他のも見たんですけど、塗装のマスキングが微妙で、ナット座面のところにまで塗装入っちゃってたり、塗装マスキングがナットと触れない平面部分までだったり、色々でした。
割と綺麗だったのは、O.Z.レーシング。
RAYSは塗装マスキングが下手くそか?高級モデルのG025でも今ひとつでナット座面にちょい塗装が染みてた。
ネジの締結は本来軸力を管理したいわけですが、トルク管理で代用しています。トルク管理は座面の摩擦係数によって軸力がバラつくため、なるべく安定した軸力で管理したいなら摩擦係数安定化も必要になってきます。
もちろんナット締結してしまえば見えないとこではありますが、ホイールの締結が緩むとか締めすぎたとかにならないようにするには、このナット座面の面粗度安定化は大事な要素です。安全に対する意識というか、品質の作り込みの違いを感じました。
BBSはホイールモデルによらずどれもナット座面の作り込みが同じだったので、何やら社内基準があるのかな?と思われます。
他のメーカーはモデルによっても差があるし、見た感じそこまであんまり気にしてないのかなぁ〜と感じました。あくまでも見た感じですが。
ショップで色んなメーカーのホイールをご自身の目で見ていただければその辺りはすぐ分かるかと思います。
BBS LMの30周年モデル。リムがちょっと暗いダイヤモンドカットなんですね〜
まぁこーいうのがあるからカタログショッピングとかは危険なんですよね。遠目の写真では絶対に分からないです。現物を見てモノの良し悪しは見極めたいですね。
安全は全てに優先する、というのは大事だと思います。
ブロンズの18インチしか現物無かったけど、GT beyondは渋いですね。
では。
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2025/07/26 18:55:08