ウォーターポンプ交換

8月20日に発生した冷却水漏れによる警告灯点灯、
G13クーラントを補充して平日は何とかしのぎ、
スズキワークスさんへ予約を取付け、
8月27日（土）に入庫してきました。

https://minkara.carview.co.jp/userid/3326605/blog/46337653/

到着して
「まだガラガラは鳴ってないですけど、AUTELで診断したら
【スーパーチャージャーマグネットクラッチ開かない】フォルトが出てます。」って伝えたら、
「VCDSじゃなくてAUTEL持ってるの？」とびっくりされました。

http://minkara.carview.co.jp/userid/3326605/car/3054902/11572441/parts.aspx

お借りした代車のルポは急遽の入庫だった為、
「ちょっと問題がある古いクルマだけど、あまり乗らないよね。」と言われ、「はい、買い物くらいしか使いませんから…。」と言ったのに、
帰り際にも「そんなに乗らないよね？」と心配そうにしておられました。

ん？

20年前のルポに乗り始めて、
社長さんの言ってる意味がすぐ判りました。

ショックがまるっきり抜けており、まるで昔グァムで乗った古いバスやタクシーのようなガタガタ・ドンドンとした乗り心地と、
おまけにブレーキが踏み始めから全然効きが悪く、
目一杯踏み込んでも制動距離がめちゃ長い❗
これはちょっと怖〜い😂

フォルクスワーゲンがゴルフ5の時代に投入したダウンサイジングターボ、
1.4L TSIエンジンは低回転域をスーパーチャージャーで、高回転域をターボで役割分担して過給する事により
NA 2.5Lクラスの馬力とトルクを発生させる優れたエンジン、と当時から絶賛されたものであります。

その後、ターボの制御が向上し、
6Rポロの時代に1.2Lシングルターボが出て、
後のゴルフ7も1.4Lと1.2Lシングルターボにてデビュー、スーパーチャージャー無しのエンジンになっていきました。
シャランも後期モデルは同じ1.4Lシングルターボに変わりました。

しかしこのツインチャージャーエンジンはスーパーチャージャーと一体のウォーターポンプが弱点で、
シャランやゴルフ6乗りの先達の皆さんも「ウォーターポンプ交換」は必ず経験されている避けては通れない道の様です。

https://car.motor-fan.jp/tech/10018122

9月3日、スズキワークスさんへ、
修理完了、受け取りに伺いました。

「ウォーターポンプの軸、ベアリングがガタガタで冷却水漏れてましたね。」との事。
みんカラへ投稿するので…と言って写真を撮らせてもらいました。

お会計の際、社長さんが「純正部品がどんどん値上がりしててね。」と。
欧州パーツはウクライナ戦争の影響による物価高と、円安によるダブルパンチで既に大幅値上がりになっているそうです。
それでもDに比べたら、全然良心的なお値段と工賃だと思います。

そしてAUTELの話でひとしきり色々お話伺いました。「スマホとBluetoothで繋ぐ小さいドングルのやつなんですわ。」て言うたら、
「VCDSはめんどくさいよね。AUTELは診断するには便利だからね。ウチで使ってるAUTELは50万円するよ！」との事。

スピードセンサー交換もDIYでやった事もお話したら「リヤでしょ？」と。

ホントに判ってらっしゃる。
プロフェッショナルな社長さんと話すと楽しくなります🤗

諭吉さん、たくさん旅立ってしまいましたが、やっぱりシャランの乗り心地は最高です。

まあ、9年と1ヶ月、55829km、
割と長持ちした方なんでしょうね。

まだまだ長く乗り続けたいので、
今後ともよろしくね。