ブレーキマスター（分解・組立）

予備のブレーキマスターを分解し、
ブーツやゴム類が自然劣化を遅らせる為にメンテナンスしました。

純正といえば、昔は日本製だったので(;´д｀)そこまで気配りする必要もなかったのですが、YAMAHAでも部品は海外製が多いですよね～！

こちらの分解組立した部品は、たぶん中華です、、、
純正は台湾製かと思いますが、それと比べても各部の造りがあまいです！
どこが？といわれれば、コピーなんで細々とした加工の精度だったり、
寸法も微妙に違ってます。

これと同じ品物を約1年くらい使ってみた感想は、あまり変わりありません( ´ー`)
レバーが長いので若干、タッチフィーリングが違うくらいです♪

一番のキモは、このピストンとシリンダーですよね？！
C型クリップで止まってるだけですから簡単に外れますよ～
（シンプルな構造だけに怖さもあります。単にクリップがバネ反発の抑えになってるだけ(;´д｀)）

ブーツもゴミ等異物が入らない様にする重要なパーツですが、
ブレーキオイルを押し出すゴムキャップは、経年劣化で縮んだりピストンにはり付いたりします。
（せいぜい寿命10年くらいで、オーバーホールしないならば、５年経過以降は何時ダメになっても不思議ではないと考えます！）

本当は、ピストンに入れる専用の特殊工具があれば、外してシリコングリスを塗り直したいところですが、
側だけ保護し、隙間からスプレーしました！
（器用な方は、サイズが合うボールペンとかで脱着するみたいです。）

それとショボいダイヤフラムのカバーとアッパーキャップも保護し、
外蓋は造りが悪いので仕上げのペーパーがけをしてブラック塗料を噴きました( ´ー`)
（↑やらないと縁からブレーキオイルが滲んできて塗装が剥げます！）

組んだら各部を作動させ点検し、
これでようやく心配なく使えます、、、
（ポン付け可能）
マスターがダメになったらブレーキオイルが漏れてくるから嫌ですよね～(;´д｀)
なので、直ぐ交換できるように予備を保管してます！
（ラップで巻くやらビニール袋に入れるとかすれば更に安心かと思います。）

以上