高知旅行最終日、ホテルをチェックアウトする頃にはもう土砂降りでした。
お天気が良ければ足摺岬方面に行きたかったのだけど、この雨では景色も期待できそうにないなぁと。
とりあえず仁淀川を南下して、河口付近の緑地公園へと。
今まで来た時は仁淀川を意識したことなかったけど、河口は有名な桂浜のすぐ近くでした。
太平洋の大海原を見渡すことのできる公園なのですが、水滴にピントが合っちゃって景色なんて見えやしませんね(笑)
大波が押し寄せてきて迫力あります。
この天気じゃ景色はアレだからどこかでお昼でも食べようかなと検索して出てきたお店に行ってみることに。
これまた桂浜のすぐ近くでした。
大雨で写真なんて撮れなかったのでちょっと拝借して…。
船の形が特徴的なかつお船(観光バス御用達のお土産物屋さん)に併設されている、土佐タタキ道場です。
ここではカツオの藁焼き体験ができるのです。
道場と言われるとちょっと身構えてしまいますが、そんな気構えは不要でした。
藁焼き体験の流れ。
①まずはこれぞというカツオを選びます。
どれもほぼ同じなのですが、好きなものを選べるのが嬉しいですね。
②藁が敷いてある鉄の囲いのふちにカツオをスタンバイすると、スタッフのおじさんが点火してくれます。
一瞬ですごい炎が舞い上がります。
③しばらくして、はい裏返して!という掛け声でくるっと裏返します。
炙る程度かと思えばけっこう長く焼くんだなぁという印象です。
これは藁もたくさん必要ですね。
普通の飲食店での藁焼きは難しそう。
焼き加減の心配などいらずスタッフさんの指示に従ってひっくり返すのみなのですがそれでも楽しい体験でした。
↑撮影係としてカツオを持ってすらなかったくまでも楽しめました。
④焼き上がったらカット専門のスタッフさんのところへ。
見事な包丁さばきで綺麗にカットされていきます。
⑤いただきます。
正真正銘の焼き立てっ!
綺麗な仕上がり!
一切れ目は塩とわさびで食べてみて下さいとのことです。
ちなみに…わたしはカツオがあまり好きではありません(笑)
なのでカツオのタタキも好んで食べようとは思わないのですが、せっかくの名物なのでいただきまーす。
…。
いや、これおいしいわっ!(笑)
カツオのクセが全然ありません。
臭みをごまかす薬味なんて必要なし。
藁焼きの香ばしさもあって美味ー。
最後の一切れまで塩でおいしくいただきましたよー。
これはおすすめっ。
1600円と少しお高めではあるのですが、その価値ありでした。
店内にカツオのタタキの由来が書いてありましたが、昔々お殿様に生のカツオを食すことを禁止された下々は周りを炙って焼くことで火を通したカツオに見せかけておいしく食べていたそうな。
Posted at 2021/10/24 18:52:25 | |
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