前項でスプリングを硬くするとか柔らかくするとか概念的に語っていましたが、
そもそも論で純正のバネレートがどれぐらいの値でどれぐらいの自然長なのかを
調べてみようと思いました。
少し調べていると海外コミニュティで実際に純正スプリングを計測した人がいました。
(ありがとう海外ニキ!)
https://www.subaruoutback.org/threads/solved-gen-5-stock-rear-spring-rate.527854/
海外ニキによると計器で測定した値はスプリング自由長が340mm、
バネレートが
約190lb/inとのこと。
(キロに直すと
約3.36kg/mm)
あれ?思っていたより低いぞ...?
ただ海外アウトバックは最低地上高が220mmとなっており、日本国内モデルより
20mm高くなっているため、あくまで参考値としてこれぐらいって見ておいた方が
良さそうですね。
(製品番号も海外モデルと国内モデルで異なっているのでパーツ単体でも別判定に
なっているみたいです)
ここで気になったのが、
前回農家のお手伝いで約480kg(乗員2名+米360kg)ほど
積んだ時ってバネレート的に大丈夫なのかと思い始めてきたのでこちらも計算
してみました。
(ガバガバ計算なので突っこみは無しでお願いしますw)
まずBS9アウトバックの軸重前後比が以下の通り。
前:920kg(58.2)
後:660kg(41.8)
・リア側にはデフォルトで660kgの荷重がかかっている状態(リア荷重660kg)
空荷状態のリアスプリング1つあたりの荷重は660÷2 =330(kg)
これを上記のバネレートで支えていたとして330(kg) ÷ 3.36(kg/mm) = 約98.2mm...①
・リア側にお米(360kg)を載せ、人はそれぞれ60kgと仮定して前後それぞれに
60kgずつ荷重した状態(リア荷重420kg)
デフォルトの荷重とリア荷重を足して1080(kg)
これを上記の計算に当てはめると1080(kg) ÷ 2 ÷ 3.36(kg/mm) = 約160.7mm...②
空荷状態と荷重状態を比較すると ②-①=約62mm
あの時リアスプリングは約6-7cmぐらい縮んでいたってこと...!?
(追伸)
さらに上記海外ニキによるとスプリングにはモーション比?なるものがあるらしい
>この車のモーション比はおよそ1.21:1で、ショックアブソーバーが1インチ圧縮されるごとに、ホイールが1.21インチ動くことを意味します。
このモーション比を上記で出た値62mmに当てはめるとその差はさらに75mmに...!?
確かに当時目視レベルでそれぐらいは縮んでいた気がするので、何となく計算は合いますね。。。
最近車高が下がったな~とも思い始めてきたので、ここ最近の乗り心地の悪さはバネがヘタっているだけ説が濃厚な気がしてきました。。。
Posted at 2025/03/20 20:17:47 | |
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乗り心地改善 | 日記