ダッシュボードスピーカーの取付改善

　今や我が愛車のオーディオでは主役になってしまったダッシュボードのSRT1033。

　しかし、無理矢理ねじ込んだのできちんと固定出来ていない。
　配線も仮施工の様なもの。
　スピーカー付属の変換ケーブルが使えなかった上、GK1Wとスピーカー線の色が変更されていた為、極性に確証が持てず、エレクトロタップで分岐後に平型端子を取付し、＋ーを変更しやすい様にしていた。
　
　その後、スピーカー配線図を入手。スピーカーボックスも一部はヒートナイフで加工してしまったし、ここから純正品に戻す事も無いだろう、という事で改善を図る事にした。
　配線は基本通りに端子を極力少なく、スピーカーは今度こそちゃんと固定！
　

配線はエレクトロタップと平型端子部分をカット。純正のカプラーも切り飛ばす。
　スピーカーの抑えと防振の目的で取付した硬質スポンジは、余分な青丸部分をカットして収まりを改善する。

スピーカー線はスプライス端子で接続しハンダ付。熱収縮チューブで絶縁した。見た目もスッキリ。
フロントガラスとのクリアランスが狭く、スペースが無いので一つ一つの作業がかなりやりにくい。

続いてスピーカーの固定を改善。
赤丸部のビス穴は、絶望的にスペースが無い。ラチェットドライバー等で色々トライしてみたが、やはりどうやってもビスを取付出来ない。
ヒートナイフでスピーカーボックス奥に浅い溝を作り、そこにスピーカーのリムを嵌め込む形にして固定する事とした。
手前側（青丸部）は苦労しつつも何とかM4のツバ付タップビスを捩じ込めたので、ゴムワッシャーを介して固定した。
写真ではそこそこスペースがありそうに見えるが、実際はここが電動ドライバーが使える限界のポジションだと思われる。

運転席側は完了。
手前にあるのはリアのドライブレコーダー本体。作業のついでに配線露出を最小限に修正した。

今までスピーカーの抑えはスピーカーカバーに頼っていた為、カバーが浮いてくる問題があったがこれでもう大丈夫だろう。

助手席側も同様に施工。
体の左側にしかスペースが無い為、乗車状態での作業だと更に厳しい。

助手席側も終了。
実はツィーター・ミッドコーンユニットが少しだけ干渉しているのでちょっとだけ浮いているが、言われなければ分からない筈！と自分を納得させる。

少し遠目から見れば違和感無し。
ビビリも無いので大丈夫でしょう🙆‍♀️
音質的にもハイ抜けは更に良くなる筈❗️

作業自体はそんなに難しくないが、とにかく狭いので意外に時間がかかった。
先週断念した作業だったので、気持ち的にもスッキリ。