
みなさん、こんにちは。
この前の『珈琲文明』のお話にたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。ラジオの番組をやっている時もそうなんですけど、リスナーやリーダーの方からリスポンスがあると、あ、ちゃんと聴いて・読んでくれているんだなと実感し、とてもうれしくなります。
なんか、僕の地元の六角橋を知っている人もいるみたいで、余計うれしかったですね。機会があったらぜひ『珈琲文明』にもよってみてください。コーヒーはもちろんみんなおいしいけど、ここのカレーパンはけっこういけます。チーズケーキもおいしいし。
さて、ちょっと前にマスタングのレンタカーに乗ってサンフランシスコからラスヴェガスまでドライヴした時の話をしましたけど、その続きをここでお話しようかなと思います。
ちょっと期待はずれだったデス・ヴァレーの後、車はずっと何もない荒地の中のハイウエイを走るんだけど、これがけっこうすごいんですね。本当に何もない荒野で、たまに風に吹かれてtumbleweed(丸くなった雑草)がころころと転がってきたり、道端に大きなトカゲがいたり。まるで西部劇か、コーエン兄弟の世界です。
で、そんな中をふつうの奥様風の女の人やハイスクール帰り風の女の子などが涼しい顔をして車を運転している。こういうのを見ると、アメリカってやっぱりすごいところだなって思っちゃいますね。
で、この景色のなかをどのくらい走ったでしょう。だんだん夕闇が迫ってきたと思ったら、あたりはいつのまにか真っ暗になっていて、数マイル先のほうの空だけがカラフルな光を放っています。きっとあのへんがラスヴェガスの町なんだろうなと思いながら尚もしばらく荒野の中を走っていると目の前の道が突然、高速道路になっていて、両側コンクリートの壁の道をぐるぐると登っています。なんか、古代の世界から急に近未来にワープしたような感覚です。でもほんとにすごいのはこの後で、この何の景色も見えない高速道路をくねくねと五分ぐらい走ると、道路が急に下りになり、両側の壁が消え、突然、ネオンがこうこうと輝くラスヴェガスのダウンタウンにいるんです。
そう、なんの前触れというか予測なしに、突然、ヴェガスの不夜城の真っ只中を走っているわけです。これはけっこうドキドキものでしたね。
僕はさっそくダウンタウンのホテルにチェックインするとシャワーを浴びた後、町に出て、近くのBinion’sという古いカジノへ直行。今は違うみたいですけど二十年前当時はポーカーの出来るカジノが限られていて、たしかこのBinion’sとGold Nuggetぐらいだったんじゃあないかな。僕はここで得意のセヴンカード・スタッドポーカーをやったんだけど、この晩はけっこう勝ちましたね。四時間ぐらいやって2千ドル近く勝ったんじゃあないかな。
カジノでのポーカーがいいところはハウスと対戦しないってことですね。つまり、ブラック・ジャックのようにカジノ相手に勝負しないですむことです。ポーカーに親はいないんですね。だから対戦相手はすべて客同士。ハウスには一勝負勝つごとに儲けの5%払えばいいんです。もちろん中にはポーカーのプロもいるけれど、僕のテーブルは賭けのリミットが5$とか10$といった初心者むけのものだったんで、けっこう楽に稼がせてもらいましたね。
僕はこの後、オーストラリアへ帰ってから数ヵ月後、テレビ局の仕事を辞めてポーカーとバックギャモンだけで食っていくことになったんですけど、この展開の裏にはヴェガスの勝ちがけっこう影響していたと思います。
で、なぜ今この時の話をしたかというと、もちろんヴェガスまでの道のりのすごさを伝えたかったというのもあるんですけど、それとは別に、最近またポーカーを真剣にやってみようかなと思っているからです。
実は最近、欧米は大のポーカーブームで、ヴェガスを拠点にバハマやパリ、ニースやスイスなどをめぐるワールド・ポーカー・ツアーが開かれ、その決勝戦の模様が人気のテレビ番組になっているほどです。このトーナメントでプレイされるゲームは「テキサス・ホールデム」というセヴンカード・スタッドの変形で、マット・デイモン主演の映画『ラウンダース』でプレイされていたものです。
僕はこのテレビ番組DVDを最近借りて観たんですけど、これなら自分も十分に参戦出来るなと思い、近い将来、このツアーに出たことのある日本人のポーカープロの人と練習試合をしてみようかなと思っているところです。
このツアーには誰でも参戦できるみたいですけど、かかる費用は一回につき5千ドルから1万ドルの参加費プラス旅費。参加者は大体において300人から400人ほどで、賞金がもらえるのはトップ10人ぐらい。テレビ番組に出られるのはトップ6人とかなり狭き門ですけど、このDVDのひとつに僕が以前、シドニーでコテンパンにやっつけたバックギャモン・プレやーがベスト6に入っていて、どうやらツアーでは知れた顔ということなので、それなら僕にも少しはチャンスがあるのではないかという気がしているのです。
ま、やってみないとわからないですけどね。
ゲームといえば僕はまもなくBS日テレで始まる「The ゲームナイト」というボードゲームの番組にセミレギュラーで出演することが決まりました。内容は毎回、今ヨーロッパなどで人気のボードゲームをいとうせいこうさん他、タレントの人たちとプレイしながらトークを展開するというもの。明日、第一回目の録画があるので、詳しいことは次の機会に報告します。
Posted at 2008/03/26 17:14:39 | |
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