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ロバート・ハリスのブログ一覧

2007年12月29日 イイね!

 年末のモノローグ

 年末のモノローグ みなさん、元気ですか? 今は夜九時半、テレビを観ながら久しぶりにのんびりくつろいでいます。
 つい先日、「輸入車、中古車情報」の取材でベンツのCークラスを試乗。
 砧公園から東名高速にのって横浜町田まで行って引き返してきたけど、乗り心地は快適でしたね。
 1.8リッターのスーパーチャージャー付きのエンジンはいい感じにスムーズで、パワーも適度にあるし、少し固めのサスペンションはスポーティーなFEELを出していました。
 個人的にはもう少しやんちゃで世話のやける車が好きだけど、オールラウンドの乗用車としては見事な出来ですね!町にもよし、ハイウェイにもよし。さすがはベンツですね。
 
 クリスマスのつぎの日の夜、大きなパーティーへ行って、150人ぐらいの前でぼくと鳥越さやかさんとで歌を数曲歌いました。
 鳥越さやかさんはぼくが書いて演出しているミュージカルコメディ「64」の主役。二人で芝居をプロモートするためにアメリカの古いポップソングやシャンソン・ナンバーを歌ったんだけど、心臓はドキドキでした!ワイワイガヤガヤ酒を飲んでいる連中の前で歌を歌って聞かせるのは至難のわざです!

 さて、ぼくはこれから6日間ほど休みに入るんだけど、結局は家で執筆作業にかかるんで、ホントのところは休みなしですね!
 ま、これもぼくのせいで、二年前にシチリアからミラノまでイタリアをアルファで走破してそのもようを紀行文として書くはずだったのに、まだ書けてないからです!
 ま、そんなわけで、ぼくは仕事漬けの年末年始に突入するわけだけど、みなさんはよいお年を!
 A VERY HAPPY NEW YEAR!
Posted at 2007/12/29 22:23:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | モブログ
2007年12月24日 イイね!

「64」について

 みなさん、元気ですか? 深夜、いつものように頭が冴えて眠りたくないので、いま演出している自作のミュージカルコメディ「64」について少し、、、
 ストーリーを簡単に解説すると舞台は1964年の横浜元町の裏通りにあるカフェバー「ボテト」。
 この店を切り盛りするのは鹿児島出身の頑固親父のオーナー。ハリウッド映画が大好きな長女の霧子。カミュとジャズにはまっている次女の祥子。歌手になる夢を持つ三女の桜子。
 店に集まるのは彼女たちに想いをよせるメンズファション・ショップのオーナーとその息子、そしてロックシンガー。
 インド帰りの謎の旅人。 「ジミ・ヘン」「赤軍」「ヒッピー」といったまだ誰も知らないはずの未来の言葉を口走る不思議な青年。
 夜霧に包まれたトレンチコートの男。
 この雑多なアンサンブルがこの店で寄り添い、笑い、ぶつかり、声を張り上げてビートルズやサム・クックやポール・アンカの歌を歌う。
 彼らが紡ぐひとつひとつの物語が1964年と言う特殊な年の感触を表してくれる、、、そう願って書いたのだが、では1964年という年はどう特殊だったのか?
 歴史的に言うと、1964年は東京オリンピックの年。 そして東海道新幹線開通、海外旅行自由化、平凡パンチ創刊、銀座にみゆき族出現の年。
 巷にはアメリカンポップス、スタンダード、ジャズ、ブリティッシュ・ロック、歌謡曲、そして演歌が飛びかい、若者たちはジーンズにスカジャンにアイビー・ルックといったファションに走った。
 華やかで混沌としていて、ファンキーで、そしてまだまだイノセントな時代。 でもベトナム戦争はすでに始まっていたし、ケネディ大統領は暗殺され、欧米では自由や改革、精神性といったものを主張する髪の長い若者たちが出現していた。
 戦後から続いていたアメリカ主導の保守的なキャピタリズム万歳、「パパはなんでも知っている」的な文化が一気に激動の60Sへとと突入する一歩手前の分岐点的一年。
 1964年とはそんな時代でした。
 ぼくは当時16歳。ぼくにとっても子供から大人へと移行する特別な一年。
 本を読み始めたのもそのころだし、ロックに目覚めたのも、童貞を失ったのも、反抗期に突入したのも、旅を始めたのもちょうどそのころ。
 そんなころ、ぼくやぼくの悪ガキ仲間にとってとても大切だったのが音楽です。
 ぼくたちは音楽に飢えていたし、なけなしの金でレコードを買っては擦り切れるまで聞き、歌詞を覚え、みんなで合唱した。
 今のように容易にダウンロード出来て使い捨てしてしまうような状況とはまったくちがった付き合い方を音楽としていたわけです! アメリカの甘あまなポップスからビートルズを筆頭とするブリティッシュ・ロック。ボブ・ディランやジョーン・バエズなどのフォーク・シンガー。
 そんな音楽がぼくたちの考え方や方向性、生き方のスタンスを形成したと言ってもけっして過言ではないし、音楽は我々の日常を彩るとても重要なBGMだったこともたしかです。
 「64」はミュージカルコメディなので、第一にはみんなに楽しんでほしいシンプルな劇ですけど、それと同時にぼくが伝えたいのはそんな当時のぼくたちの音楽にたいする愛着です。
 そう、当時のぼくたちは音楽を愛するだけでなく、音楽を生きていたのです。音楽が人生そのものだったのです。
 そんなところがこのミュージカルコメディで伝わってくればぼくはハッピーです。
Posted at 2007/12/24 03:58:17 | コメント(8) | トラックバック(0) | モブログ
2007年12月19日 イイね!

真夜中の独り言

今年ももうすぐ終わり。
考えてみると日本に帰ってきてから20近くなりますが、どこか海外に旅行へいかなかったのは今年が初めてかも、、、
 そんななか、先週の土曜日「旅祭り」というイベントのトークショーにナビゲーターとして出演。
 主宰は「サンクチュアリ」や「LOVE&FREE」などのベストセラーの著者、高橋歩が経営するFACTORY AーWORKS。 トークのメンバーは高橋歩の他、マダガスカルでバオバブの木に登ってきたばかりのトリーハウス クリエイターの小林崇、雑誌「旅学」編集長で歩とインドのバラナシへ行っていた池田伸、旅人フォトグラファーの須田誠、ミュージシャンのKEISON、そしてスペシャル ゲストのEXILEのUSA。
 トークのテーマは、言うまでもなく、旅!     くわしい内容はここでは割愛させてもらうけど、ようはみんな軽い気持ちて旅に出て、軽い足取りで世界を歩き、人とふれあい、見聞をひろめよう、というもの。    
 足がウズウズ疼くような経験だったけど、ぼくの当面の目標はいま演出しているミュージカルコメディ「64」を上演にこぎつけることと、イタリアの紀行文を書くこと。そして初めての長編小説を書き下ろすこと。       
 つまりしばらくのあいだはインナートリップに身をついやすことです!
Posted at 2007/12/19 03:20:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | モブログ
2007年12月13日 イイね!

アメリカン ギャングスター

  皆さんこんにちは!
  この前のログインでダッジ チャージャーがヒールやギャングスターに
  よく似合う車だと書きましたが、先日ギャングを扱った映画「アメリカン
  ギャングスター」というのを試写会で観てきました。
  監督はあの「エイリヤン」や「ブレードランナー」や「グラディエーター」
  のリドリースコット。
  主演はオスカー受賞者のデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ。
  1970年代、ベトナム戦争が激化していたアメリカを舞台に麻薬王に
  のし上がるハーレムの黒人ギャングのボスのデンゼル・ワシントンと
  麻薬捜査チームを取り仕切るラッセル・クロウとの心理戦を広大な
  スケールで描いたもの。
  2時間37分の大作だけど、長さをまったく感じさせない、スリルと
  スピード感溢れるすばらしい作品でした。
  二人の演技は文句のつけようのない完璧な出来だし、演出も脚本も最高。
  特に二人の物語が小気味良いリズムで交錯しながら運命的な対決シーンへと
  迫っていくとゆうストーリー構成が絶妙で、初めから物語の中へグイグイ
  と引き込まれていきます。
  「エイリヤン」と「ブレードランナー」という二本のSFの傑作の他に
  「テルマ アンド ルイーズ」や「ブラックホークダウン」といった
  作品を世に送り出したリドリー・スコットは僕にとっては何をしても
  許しちゃうぐらい大好きな監督なんですけど、今回も期待にたがわず
  すごい作品を作り上げてくれました。
  ただ惜しむらくは、このギャング映画を「ゴッドファーザー」の叙事詩的
  高みに押し上げることはできなかったことです。
  なにが足りないのだろう、、、、いろいろ考えたのですが、最終的には
  「ゴッドファーザー」のようなロマンにも、大河的な広がりにもいくぶん
  欠けていたってことなのかもしれません。「ゴッドファーザー」のような
  心の底を揺るがすような感動がないんだよなー!
  でも映画としてはすばらしい出来なので、公開した際はぜひ観にいって
  ください。

  
Posted at 2007/12/13 17:20:04 | コメント(5) | トラックバック(2) | 日記
2007年12月05日 イイね!

めまぐるしい日々の中のダッジ・チャージャー

めまぐるしい日々の中のダッジ・チャージャーみなさん、こんにちは!
一週間ぶりですが、お元気でした?
僕は相変わらずなんだかや忙しい日々を送ってきました。

まずは月間プレイボーイの黒澤明監督特集のため、映画評論家で日本文化研究家のドナルド・リッチーさんと対談。おんとし83歳の大先輩なのですが、まだまだ頭はものすごくシャープで鮮明な方で、一時間、とても刺激的なトークを堪能することができました。
つぎに僕がトータル・ナビゲートをしているCANONのイベントで雅楽の東儀秀樹さん、そしてヘアーメーク・アーチストの藤原美智子さんとトークショー。お二人とも趣味も話題も豊富で話術に長けたチャーミングな方たちで、おかげでトークも楽しく展開することができました。

このような仕事の合間に、というかイベントのない夜は僕が脚本、演出をてがけているミュージカル・コメディ「Sixty-Four」のリハーサルに追われています。いやー、舞台の演出がこんなに大変で手間のかかるものだとわかっていたら、やってなかったかもしれないなとたまに思っちゃったりする今日この頃です。でも芝居そのものはとても面白く仕上がってきつつあるので、また別の機会にもっと詳しくストーリーの解説をしますね。上演は来年の一月25,26,27日で、場所はラゾーナ川崎のプラザソル。暇でしたら是非観に来てください!

僕はこのほかにも雑誌に記事を書いたり、紀行文を連載したりしているんですが、つい先日は内外出版社の輸入車中古車情報という雑誌にもう二年以上連載している「ロバート・ハリスのTRIP TO 輸入車」というコラムのためにアメ車のダッジ・チャージャーSRT8というものすごくアグレッシブで男の子にはたまらない車を試乗しました。エンジンはV8の430馬力!最高速度は180と表示されていたのであれ?と思ったのはつかの間、180キロではなく180マイルでした!ルックスも写真のとおり、けんかを売っているように威圧的。ダッジは今まで日本には入っていなかったということですが、アメリカではむかしから有名なブランドで、イメージとしてはどちらかというとヒールで、ハリウッドのアクション映画だと主人公をカーチェイスで追いかける悪役が乗る車、という感じです。乗った感じもパワー溢れる闘牛に乗っているようで、ちょっとふかすだけでバババババ!と威勢の良い唸り声を上げていました。あとおもしろいガジェットではトランクの中に取り付けられた小さなプラスチックの引き金。蛍光塗料が塗ってあるのでなにかなと思ってみて見ると、これはトランクの中に閉じ込められた時に引いて中からトランクを開ける脱出レバー!アメリカでは常備されていなければならないアイテムのようです。

このダッジ・チャージャーに乗って思い出したのが「バニシング・ポイント」というカルト・カーチェイス映画!車の陸送の仕事を請け負った飛ばし屋がパトカーの執拗な追跡をかわしながらアメリカを縦断して、フォルク・ヒーローになるというお話。単純なストーリーだけど、車好きにはたまらない映画なのでおすすめです!
Posted at 2007/12/05 16:52:00 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

'48年横浜生まれ。 上智大学卒業後、'71年日本を後にし、東南アジアを放浪。 バリ島に1年間滞在後、オーストラリアに渡り延べ16年間滞在。シドニーで書店&...
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