
昨夜、東京からの帰り道、ちょっとした出会いがありました。
首都高を降りたぼくが東神奈川駅の前の信号で止まっていた時。みんなやたらにがたいのでかい白人の男三人が笑顔でぼくに、というよりぼくが乗っているムスタングに近づいつきます。彼らはきっと近くの米海軍のベースに駐屯しているGI達なんでしょう。
ぼくがウインドウを下げて「ハイ!」というと、三人がいっぺんに話しかけてきました。
「マスタングじゃないか!」(そう、アメリカ人はムスタングのことをマスタング、それもマスのところにアクセントをおいて発音します)
「かっこいいなー!」
「そのCSってなんの意味なんだい?」
「カリフォルニア・スペシャルのイニシャルだよ」 「おーっ!英語、話せるんだ!おれはマイク。ミネソタ出身だ。よろしくね」 「おれはラリー。デトロイト出身だ」
「そしておれはシカゴから来たウィリーだ」
「よろしく!おれはロバート。このすぐ近くの出身だ」
「なんだ!ローカルなのか!」
「しかし良い車だな!さすがはマスタングだ。で、どのくらい出るんだい?」」
「いや、そんなことよりさ、おれたちと一杯やんないか?すぐ近くにいいバーがあるんだ」
「誘いはありがたいけど、酒はだめだよ。おれ、車なんだから」
「あ、そうか、わるいわるい!」
このころにはもう信号が青に変わっていたのでぼくは彼らの一人ひとりと握手を交わすと走り去っていきました。
「またなー!」
「今度会ったら飲もうな!」
「運転、気を付けてな!」
ムスタング・カリフォルニア・スペシャルがもたらしてくれた、ちょっとした出会いでした。

Posted at 2008/09/02 18:08:01 | |
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