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ロバート・ハリスのブログ一覧

2008年09月02日 イイね!

MUSTANG

MUSTANG 昨夜、東京からの帰り道、ちょっとした出会いがありました。
 首都高を降りたぼくが東神奈川駅の前の信号で止まっていた時。みんなやたらにがたいのでかい白人の男三人が笑顔でぼくに、というよりぼくが乗っているムスタングに近づいつきます。彼らはきっと近くの米海軍のベースに駐屯しているGI達なんでしょう。
 ぼくがウインドウを下げて「ハイ!」というと、三人がいっぺんに話しかけてきました。
 「マスタングじゃないか!」(そう、アメリカ人はムスタングのことをマスタング、それもマスのところにアクセントをおいて発音します)
 「かっこいいなー!」
 「そのCSってなんの意味なんだい?」
 「カリフォルニア・スペシャルのイニシャルだよ」 「おーっ!英語、話せるんだ!おれはマイク。ミネソタ出身だ。よろしくね」 「おれはラリー。デトロイト出身だ」
 「そしておれはシカゴから来たウィリーだ」
 「よろしく!おれはロバート。このすぐ近くの出身だ」
 「なんだ!ローカルなのか!」
 「しかし良い車だな!さすがはマスタングだ。で、どのくらい出るんだい?」」
 「いや、そんなことよりさ、おれたちと一杯やんないか?すぐ近くにいいバーがあるんだ」
 「誘いはありがたいけど、酒はだめだよ。おれ、車なんだから」
 「あ、そうか、わるいわるい!」
 このころにはもう信号が青に変わっていたのでぼくは彼らの一人ひとりと握手を交わすと走り去っていきました。
 「またなー!」
 「今度会ったら飲もうな!」
 「運転、気を付けてな!」
 
 ムスタング・カリフォルニア・スペシャルがもたらしてくれた、ちょっとした出会いでした。
Posted at 2008/09/02 18:08:01 | コメント(6) | トラックバック(1) | モブログ
2008年09月01日 イイね!

 ぼくの次の本、「旅に出ろ!ヴァガボンディング・ブック」がヴィレッジブックスから9月の終わりに出版されることになっていて、今はその追い込み作業に取り掛かっているんですけど、今日はぼくにとって、いろんな意味で、本の日となりました。
 始まりは今朝、目を覚まして早々。
 ぼくは昨夜、ランディ・ポーシという、今は亡き癌患者のコンピュータ教師が書いてベストセラーになった「最後の講義」という本を読み終えて、さあ、今日からはガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読み始めるぞと意気揚々とベッドから飛び起きたんですけど、どこを探してもこの本が見つからない。ま、ぼくの書斎の今の散らかりようからしたらちっとも不思議なことではないんですけど、でもこと本に関してはこういうことってよくありません?読みたい本、探してる本がなぜか置いてあったはずのところにないし、どこを探してもない!
 ぼくはこの他にもダライ・ラマの「ゆるす言葉」、玉村豊男の「旅する人」、開口健の「風に聴け」、立川談春の「赤めだか」、サマセット・モームの「人間の絆」など、読みたい本はいくらでもあるんですけど、今朝はなにがなんでも「百年の孤独」を読みたかったんですよね!
 でも結局見つからないままぼくは車(ムスタングのCS)に乗って東京へ仕事をしに行ったんですけど、こういう時って要注意なんですよね。なんだか知らないんだけど本が欲しくてしょうがなくなって、六本木のABCに駆け込んじゃいました。するとさすがはABC、もう今月号の月刊プレイボーイの特集、「人生が変わる旅の本100」を活用してそこに挙げられている本を集めたセクションが設けられています。ぼくはまずそのコーナーから野町和嘉さんの写真集「地球巡礼」、五木寛之さんの「青年は荒野をめざす」、そして自分の「エグザイルス」(これは人にプレゼントするため)をピックアップし、それプラスドリス・レッシングの「LOVE,AGAIN」、スティーブン・キングの「LISEY'S STORY」、そしてJ.D.サリンじゃーの娘によるサリンじゃーの伝記と、洋書を含む6冊もの本を買ってしまいました。
 この衝動買いの発端は「百年の孤独」が見つからなかったからですよね、きっと。

 あと、ぼくは今日、今度出る本のゲラをチェックしていて、とても興味深いエラーを発見しました。以前、このブログにも書いたJ.R.R.トルキーンの旅の格言「黄金は必ずしも輝かないが、放浪する者は必ず道を失う」は実はぼくの勘違いの訳で、本物は「黄金が必ずしも輝かないように、放浪する者が必ずしも道を失うとはかぎらない」だったんですね!
 でも、はっきり言って、ぼくの「放浪する者は必ず道を失う」の方がかっこいいと思いません?少なくともぼくはそう思ったんで、こっちの方をぼくの格言としてそのまま掲載することにしました。
 これってルール違反になるのかな?でも、まあ、いいですよね。かっこいい格言なんだから!
Posted at 2008/09/02 02:00:24 | コメント(3) | トラックバック(1) | モブログ
2008年09月01日 イイね!

結婚パーティー

結婚パーティー 今は日曜日の深夜。いや、正確には月曜日の朝2時。
 日曜日はほとんど何もしなかったですね。朝、10時ごろ起きて、だらだらと紅茶を飲みながらテニスの錦織が世界4位のフェレールを敗るのを観て(これはすごかったですね!)、娘を塾へ送って行った後、近くの商店街にDVDを返しに行って、行き付けの「珈琲文明」でコーヒーを飲んで、あとはずっと家でだらだらと過ごしました。
 ま、こういうレイジーな日がたまにはあってもいいんだけど。
 
 土曜日は友人でミュージシャン/ミュージック・プロデューサーのS-KENと最近友達になったゾネちゃんの結婚パーティーへ行ってきました。
 結婚パーティーと言ってもこれは結構盛大なイベントで、渋谷のDUO MUSIC
EXCHANGE に大勢の友人が集まり、HAO やこだま和文、中山うりやSUIKAといったミュージシャンが次からつぎへと演奏を披露。新郎のS-KENもHOT BOMBOMSとともに歌いまくるという、いかにもミュージシャンらしいホットでファンキーなパーティーでした。
 S-KENとはもう15年以上前、青山の246添いにあって一世を風靡したクラブ、APOLLOで会い、それ以来、よくパーティーやクラブで顔を合わせる遊び友達なんですけど、このパーティーで彼がいかに多くの人に愛され、リスペクトされているのかよくわかったし、60を越えた彼の美しい奥さんのゾネは30そこそこ。彼がいかにラッキーな男なのかっていうこともよくわかりました。
 パーティーの後、ぼくは友人の山路と、彼が経営するブックショップ・ラウンジ「フライング・ブックス」で一息入れてワインを飲んだりして楽しい時間を過ごしました。いや、本当にいいパーティーだったな。
Posted at 2008/09/01 02:45:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | モブログ
2008年08月30日 イイね!

ムスタングCS

ムスタングCS 深夜、アメリカのSFシリーズ「4400」を観ているところ。それほど面白いシリーズではないけれど、ハマってしまったので終わりまで観るつもりです。

 アップしたのはムスタングのカリフォルニア・スペシャル。三日前から試乗しているんですけど、好きですね!見かけだけじゃあなく、音も楽しいほどにアグレッシブ。エンジンをふかす度に野獣がうなっているような声を上げてくれます。
 今日はこれに乗って横浜の埠頭の先にあるシンボルタワーまで行って来たんだけど、どこへ行っても人がじろじろと車に目を向けていました。まるでアメリカの刑事ドラマの主人公になったような気分です。
 前にも書いたように横浜はアメ車になぜか合ってるんで走り回るのは楽しかったんだけど、乗っているうちにやっぱりアメリカの雄大で荒涼としたランドスケープの中を走ってみたくなりました。

 ちなみに出たばかりの月刊プレイボーイ10月号にぼくの長いインタビューが載っているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。号の特集は「人生が変わる旅の本100」で、これはかなり充実していて読みがいがあります。
 ぼくももうすぐ出る旅のノートブック「旅に出ろ!ヴァガボンディング・ブック」に旅心をくすぐる本を何冊か紹介していますけど、ぼくがいちばん好きな旅の本は村上春樹の「遠い太鼓」です。これは旅行記であるとともに作家がしばらく暮らしたイタリアやギリシャなどの滞在記でもあるんだけど、村上春樹の感性とユーモアのセンス全開の本なので絶対にお薦めです。
Posted at 2008/08/30 01:18:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | モブログ
2008年08月26日 イイね!

オリンピック

 オリンピック、とうとう終わってしまいましたね。 淋しいな。つまらないな。
 クリスマスと正月休みが終わった後に感じる物悲しさをぼくは今、感じています。
 スポーツマンが全てを賭けて真正面からぶつかり合う真剣勝負...これを超えるドラマはないとぼくは思っています。
 このオリンピックでも数多くのドラマがあり、数多くのヒーロー、ヒロイン、そして悲劇の人物たちが生まれ、われわれの心を揺り動かしました。
 ぼくたち日本人にとって、いちばんのヒロインは女子ソフトボールのチームて、いちばんのヒーローは北島康介選手と男子400メートルリレーの4人だと思います。そしていちばんの悲劇の主人公は野球チームの面々。
 野球チームの敗因にかんしてはこれからもいろんなことが言われていくでしょう。ベンチも含み、今回のチームにはなぜか覇気がなく、変な悲壮感が漂っていたような気がします。
 今、星野監督はメディアを挙げてのバッシングを受けていますけど、これはしょうがないと思います。バッシングを受けるのが監督の仕事だからです。でも、選手たちにかんしては、一人一人、打たれた投手もエラーした野手も含め、温かく迎えてあげたいなと思います。負けはしたけど、みんな精一杯やったんです。
 ぼくは彼らのことを思うたびに、WBCで日本に敗れたキューバチームのことを思い出します。キューバの国民は空港に殺到し、肩を落として帰ってきた選手たちを熱狂的に迎え入れ、彼らの健闘を讃えたそうです。
 ぼくは共産主義は好きではないし、カストロを英雄視するつもりも全然ないんだけど、この話を聞いた時、キューバという国がとても好きになりました。
 国のために果敢に戦った戦士たちを温かく迎える国...キューバだけではなく、日本もそんな国であるべきだとぼくは思います。
Posted at 2008/08/26 01:07:09 | コメント(4) | トラックバック(1) | モブログ

プロフィール

'48年横浜生まれ。 上智大学卒業後、'71年日本を後にし、東南アジアを放浪。 バリ島に1年間滞在後、オーストラリアに渡り延べ16年間滞在。シドニーで書店&...
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