山下おう吐のブログ一覧

平成15年式プレオです。アイドリング中に変な音がすると言うことで入庫しました。

とりあえずお預かりしてテストをしてる最中にアイドリングがラフになると同時に「チキッ、チキッ」とどこかでプラグが失火してるような音がしてきました。

「おっ！これの事か。でも車検の時(半年前)にプラグとプラグコード換えてるんだけどなあ・・・」

そう思いつつ、エンジンルームをチェックしていると・・・・・
インタークーラーに隠れている3番のプラグコードが浮いている(外れかけ)のが確認できました。(写真は正常な状態です)

「あっれ～俺取り付けミスしちゃったか・・・・(><)　でもミスならすぐに気づくよなあ？」

とりあえずプラグキャップを正常な状態にし、エンジンをかけなおすと先ほどの異音は聞こえなくなりました。

「よし、エンジンかけたままにして様子見しましょ。」

そんな感じでトイレに行って戻ってくるとまた同じような音が・・・・・

「ヽ(　￣д￣;)ノ エー!?なんで～？」

またプラグキャップを確認すると3番プラグのキャップが浮いてます。(＾＾；)

「これはおかしい。」

そんなこんなで、改めてプラグ周りを点検するためにインタークーラーを外し、プラグキャップとプラグを点検すると、3番のプラグホールにオイル漏れがあるのを発見しました。

「プラグホールパッキンが逝ってたのね～(＾＾)」

で、ヘッドカバーパッキン＆プラグホールパッキンを交換し、プラグホールとプラグに付いたオイルを綺麗に掃除して改めてチェック。すると・・・・・

「んがぁぁぁぁぁ～また同じ症状がでたぁぁぁ・・・・(ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉまたプラグコード浮いた～」

正直訳が分かりませんでしたが、ヘッドカバーパッキンを交換したとき見たエンジン内部は
この様にかなり汚れてたんで、ブローバイホースの詰まりを疑って見るだけの余裕はありました。_(^^;)ゞ(黄色の矢印)

ま、結果的にはこのホースじゃなくてこのホースがつながるヘッドカバー側が詰まっていたので、エンジン内部の圧力が上がって、弱かった3番のプラグホールパッキンからエンジンの内圧が漏れ、プラグキャップを押し上げていたと言うことが分かりました。(あくまで予測ですけどね(＾＾；))

エンジンオイルは定期的に交換しましょうね。あと、ある程度のグレードのオイルを使わないとエンジン内部でスラッジが溜まり、この様な事が起こる可能性が高くなりますので注意してください。

それにしてもこの車はそこそこのオイル交換サイクルでご来店していただいてたのでこんな事になるのはおかしいんですが・・・・・・・(￣ ￣;) うーん

・・・・・・・たぶんこのエンジンのブローバイ周りの容量がちょっと足りないんだな・・・・(＾＾；)