cpv35 ミスファイヤ修理 タペットカバー交換
【異常内容】
走行中エンジンランプ点灯
自己診断は0350ミスファイヤ(イグニッションコイル異常)。
プラグとイグニッションコイルを6本新品に交換するが交換なし。
【原因】
スパークプラグ上とイグニッションコイル部にオイル侵入。
プラグのアース不良かイグニッションコイルがオイルで絶縁されスパークしないのかな。
【対策】
オイル流れ込み防止に、エンジンのタペットカバー=バルブカバーの交換。
ゴムシールのみの交換は不可。
樹脂も20年選手なのでホースを抜く時細い部分が折れる。
純正5マンw
社外品2.5マンのに交換。バルブゴムの仕様は純正と変わらなさそうなので、10年は持つかな?心配してた取付とシールに問題はなかった。
ガスケットも外れにくくなってて作業しやすい。
【ネットにない注意事項】
古いタペットカバーは熱で劣化しててホースの繋ぎ部で折れる。
カバーごと交換しよう!
ゴムホースを6本前後外すが、どれも劣化で硬い。兎に角硬い。
(多分引っ張ってでは1時間しても絶対抜けません!)
割れるのもある。
エンジン内は狭いのでアクセスできる安全な方を外していく。
摩擦で抜けないので小さいマイナスドライバをホースの内側にいれcrcを入れると簡単に抜ける。
ブローバイホースは絶対抜けないし劣化ひどいので初めに注文しておく。
センサコネクタも散在した位置のを5、6個外すので繋ぎ忘れ防止で目立つ色のビニールテープを貼っておく。一目で要所を確認できる。
エアインテークアッパー/ロアのガスケットは鉄なので使い回し効くかも。
一応全交換。エアフローユニットのガスケットも購入。
トルクレンチでもれ対策して取り付ける。12.3N
バルブカバーの角はガスケットの事!
やってもちょっと漏れたので後からせっせと追加塗り。
狭いので大変です。元々ガスケットは綺麗に剥がす事。パーツクリーナで樹脂スクレーパでも取れる。良いスクレーパあっても水平に刃が入らないのでやりづらいかも。
【ないとできない道具】
*ブローバイホース(古いのは抜けないし砕ける)
*CRCの小さい缶のやつ(大きいと取り回しできない)
*ラチェットの首振りジョイント
*150㎜エクステンション
*10深ソケット
*プライヤ
*ラジオペンチ
*M6六角穴付ボルト用ソケット
*スクレーパ(樹脂でも良い)
*パーツクリーナ多め
*マグネットピックアップ(絶対ほしい
手の入らないボルトの付け外しに必要)
*トルクレンチ5〜30N・m程度
(バルブカバーのガスケットは剥き出しゴムをはさむ状態になるので締め付けトルク重要)
*ネットでダウンロードした作業要領書(英語)
*気力
*耐力
車屋に頼むと10マン越えのところ自分でやれば3.5 マンで行けます。
スパークプラグとイグニッションコイルは別。約5マン。
ディーラーなんかでやると2つの交換でおそらく目玉が飛び出る金額を請求されるはずなのでケチな方を自分でどうぞ。
一通りの工具は揃っていてある程度腕に自信がないとできないかと思います。
YouTubeに動画があったり、部品の交換なんだからやる事ははっきりわかるんだけども、
アクセスできない!工具が入らない!劣化して壊れる!とにかく作業がしづらいです。工夫しないと都度問題が湧き上がってくるので対策考えながらやらないとできないかも。
自分も五分五分の感じで始めました。
どうしても左のタペットカバーが抜けなくてガソリン噴射パイプを緩めたためエアを噛んでしまった、、。
ずっとそこが気にかかっていたんですが最後にエンジンをかけたときにかからない!!!
出たこのパターン!泣くぞ!最初に頼んでたよりもお金がかかってしまう最悪なパティーン!
なのかと思ったけども、ガソリン噴射のことを思い出してかからないエンジンをイグニッション回しつつアクセル全開でポンピングしたら
なななんとエンジンがかかりました!!!
思わず出た オッシャーーー〜!!!の声。
無事ミスファイアもなくなりすこぶる快調です。
もう1度やるかって? イヤ、絶対やりません。
参考YouTube
https://youtu.be/HRd7FcorGgE