シフト周りあれこれ（1）

GHアテンザを購入当時（2009年）、すでに絶滅の危機にあったワゴンのMT車。
購入当時はMT車であることだけで満足でしたが、少し乗っていると気になってくるシフト周りの安っぽさ。
ぺらぺらのシフトブーツにDEデミオと同じシフトノブ。
このシフト周りは、アテンザのよさをスポイルしてしまっている、なんとかしたい！と購入直後から思っていました。

まず思いつくのは、とりあえずシフトノブを換えること。
シフトノブといえばやはり「momo」あるいは「NARDI」でしょう。
以前乗っていたNAロードスターには純正でNARDIのウッドがついていましたが、今度はmomoと決め打ちしヤフオクで探したのがこれ！
2,550円なり。
うん。いい感じ。

そして装着。
あれ・・・？
なんか、・・・イメージと違う。
全然かっこよくないし、安っぽさも払拭できていない。
というのも、シフトノブのアダプター部と純正のシフトブーツ部分とのつながりが悪いためアダプターをはずさざるを得ず、momo感がでていないからだと思います。

我慢して少しの間momoのシフトノブをつけていましたが、違和感を払拭できず元に戻しました。元に戻すと同時に、シフトブーツを少しシフトノブに被せたらショートストロークに見えちょっとはましになりました。
そしてダイノックシートをインパネの一部に貼り付けることにより落ち着きがでました。

またみんカラで多くのレビューがある「momoのサイドブレーキカバーとサイドブレーキブーツ」を見て欲しくなり、ヤフオクで手に入れました。これはPIT STOPという商品なのですが、見た目もさることながら、グリップが太くてサイドブレーキを触るのが楽しみになるほど握り心地がいいです。
以前はCAN-AMさんのサイトで購入できましたが、現在は販売されておらず入手困難です。
ちなみに2009年当時はヤフオクでもたまに出品されていましたが、今は見ないですね。サイドブレーキ車が少ない時代の流れでしょうか。

そしてシフトノブにシフトブーツを被せる作戦をmomoでも試してみましたが、やはりmomoのよさがでてこない。
やはりこのペラペラのシフトブーツをなんとかせねば。

そして血迷ったのがこちら。
フェイクレザーを買いシフトノブカバーを自作しました。
見てのとおり浮きまくりで、速攻はずしました。
この時2016年。
まったく満足できず、すでに納車から7年という時が経っていました。

まだまだ旅は続きます。

そしてシフトノブを探すこと8年。
ようやく理想のシフトノブに出会えました。
そう。NDロードスターの純正シフトノブです。
見た瞬間、これだーーー！と思いました。
そしてこれまたヤフオクで落札。
流用品として人気があったため、ほぼ新品で買うのと同じくらいの金額にはなってしまいましたが、yahooカードの入会ポイント3,000ポイントを使いなんとか安くで入手。
純正と見間違うほど違和感なく収まりました。
そしてあれほど安っぽかった純正のシフトカバーが違和感なく、いやむしろ高級感を感じさせるほどになりました。
う～ん、不思議だ。シフトノブひとつでこんなに変わるなんて。
そしてこのシフトノブは手の中の納まりもよく、さらにシフトチェンジが楽しくなりました。

最初からこれにしてもらってたら。
でも素直に、「やるじゃんマツダ」って言っておきます。

これでシフトノブとシフトブーツの長い旅は終了。

とはいかず、「momoの完成形」編へと続きます。