ATF・ATFフィルター交換(希釈方による交換)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回交換から約37,000km、ATFはディーラーでないと交換は難しいと思っていましたが、DIYで希釈交換している方の記事を見て作業しました。
特にこだわりはないので、Amazonで出ているATFで最安と思われるこのATFにしました。
オイルパンを外して清掃している方もいますが、ATの機構に異物が混入すると故障して、膨大な修理費用が発生するため慎重な作業が必要で、私にはそこまで出来る知識も自信も時間もスキルも体力もないので外さない方法でやりました。
モリグリーンATFプレミアム4L
Amazonで購入
3,773円✕2
2
揃えた物
この他にドレンガスケット(PIAA SAFETY ドレンパッキン スバル用 DP60)、ペットシーツ、ペーパーウエス、パーツクリーナー、トルクレンチ、M8ヘキサソケット、オイルフィルターレンチ、
ラチェットレンチ
手持ちの漏斗のホースがATFのレベルゲージに先っぽしか入らず、途中で外れて漏れるのは避けたいので、デフオイル交換に使用したシリンジを使いました。
シリンジに付属のホースは10mmでピッタリで楽勝だと思っていました。
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助手席側のセルモーター脇にATFレベルゲージがあり、そこからATFを注入します。
4
エンジンカバーを外し、レベルゲージ廻りをペットシーツで養生します。
5
オイルパンの下にオイル受けを置いてペットシーツで養生し準備完了、ATFオイルパンの六角ドレンボルト(M8)を外してATFを抜きます。
ドレンボルトを外すとかなりの勢いで廃油が飛び出しますが、ジャッキアップで前が上がっているため、ドレン穴の方が液面より上になって廃油が残ってしまうので、ある程度抜けたところでジャッキを下げます。
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前をジャッキアップする際に前輪はスロープに乗せているので、ジャッキを下げても若干後ろ下がりで、しかもドレンボルトは助手席側にあるので更に排出を良くするため、右後部をジャッキアップしてドレン穴を低い位置にします。
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前のジャッキを下げただけでも残りのATFが出ますが右後部をジャッキアップすると…
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まだまだ出ます。
この後しばらく滴下するので一旦休憩して約20分放置し、ドレンボルトに新しいガスケットを付けて締め付け。(20N・m)
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抜けたATF
あらかじめトレーには1リットル毎に線を引いておいたので、4.2リットルくらい抜けたのがわかり、約37,000km使用したATFは結構汚れていてコーヒーのような色です。
ATFのレベルゲージ配管からシリンジでATFを注入したのですが、うまくシリンジがATFを吸わなかったりATFが垂れたりしたのと、1度に300mlずつ吸って注入しての繰り返しで手がATFまみれになり、作業途中の撮影ができませんでした。
抜けた量と同量のATFを注入しますが、途中でレベルゲージを確認すると、レベルゲージの4つの穴の下から3番目まで入っており、缶にはまだ少し残っていましたが一旦終了し、エンジンをかけてATFを温め、セレクトレバーを動かして気泡を抜いたりして馴染ませたあと試運転しました。
ATFを抜く前にレベルゲージを確認したのですが、暖まった状態で4番目の穴の上まで入っていたので元々多めに入っていたのかもしれません。
まだ半分しか交換していませんが、それでもシフトをDに入れて停止している時の振動や変速時のショックが減少し、加速やアクセルオンオフ時のギクシャクが解消しており、アクセルを少し踏んだ時にもすぐ加速してダイレクト感が増し、全体的にスムーズになって持病てある2→3変速時のショックは角が取れてマイルドになりました。
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前回交換から約110km走行し、2回目のATF交換を実施、1回目はシリンジを使用してヘトヘトになったので、やっぱり漏斗を使用できないかと漏斗のホースをレベルゲージ配管にグリグリ押し込むと固定できたので、漏斗をボンネットからロープで吊るすと良い感じになりました。
そして2リットルのオイルジョッキを使用し、2回に分けて4リットル注入、この方が全然楽で3分くらいで入りました。
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最初からコレでやれば良かった…
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次にフィルターを交換
品番38325AA032
Amazonで購入、3,832円
オイルフィルターと同じ大きさで、オイルフィルターレンチが使えます。
フィルターはバッテリー横、フェンダー内にあるため、他の方の記事を参考にしてフェンダーライナー中央のM10ボルト、バンパー左前のプッシュリベット1個、プラスティリベット1個を外してフェンダーライナーを押し拡げて隙間を開け、でオイルフィルターレンチをあてたところ…
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オイルフィルターレンチがはまりません。
ラチェットレンチを外してハンマーで叩いてもはまらないのでよく見てみると、フェンダーを固定しているステーがフィルターと接触していて隙間がなく、バンパーを一部外し、力技で隙間を開けてなんとかレンチがはまらないかと色々と格闘したのですが、大汗をかいて疲れただけで、諦めました。
私の車は修復歴があるので、もしかするとここがその影響で隙間がなくなったのかもしれません。
もう少しフィルター君には頑張ってもらい、次回ATFを交換するときディーラーにお願いすることにします。
2回目の交換後、更に振動や変速ショックが減少しており、全量交換すれば更に良いフィーリングになるはずで、フィルター交換はできませんでしたが、DIYでの希釈交換でも効果を実感出来る満足度の高い作業でした。
この後しばらく走行したら、一緒に購入してあるATF添加剤を入れます。
エンジンオイル交換より少しやりづらく、異物混入に注意が必要ですが、そんなに難しくないのでLEVEL3
追記
私が持っているオイルフィルターレンチはカップ式で、3爪式の物があることを後で知りました。
もっと良く調べれば良かった…
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