
やっぱり参加してない人は体験内容がどんなもんか知りたいだろうし、マツダの中の人は参加者の感想を聞きたいだろうし、ってことで書くことにしました。
当日朝、前泊していた日田から山道をひた走りオートポリスに向かいました。途中いかにもなロードスターの集団を後ろに従えつつ(行儀良かったけどイライラさせたのではないかと)たどり着き、受付を済ませて振り返ると知った顔が。
某氏が講師でいらっしゃってました。うわーホントにいるんだなーとビックリしました。
i-DMs九州第二戦の話やらなんやらをちょっとして、準備に入りました。ゼッケン貼ったり無線を車内に固定したり。
参加18台中車種内訳は
デミオ 2台、MAZDA3 1台、CX-5 1台(自分)、MAZDA6 1台、FD 1台、RX-8 1台、残りロードスター(NB、NC含む)だったと思います。ロードスター多い!
イベントの内容に興味を持つようなドライバーが選ぶ車種には傾向があるってことですかね。
本日のメニューは
オリエンテーション
実技1 ブレーキ急制動
マツダ人馬一体インストラクターによる人馬一体講座
昼食
マツダ人馬一体インストラクターによるドライビングポジション説明
実技2 スラローム走行
人馬一体体験試乗会
インストラクター同乗体験
まとめ・修了式
だそうです。
自分の車で走らせてる間はほぼG-Bowlを起動してたので適当に切り抜いて貼ってみます。
見る人が見たら(苦笑)ってなるかもですがw、まあうまく出来ないからこういうの受講するわけで。
オリエンテーション
何名かの方から本日のイベントの流れや注意事項等の説明がありました。内匠雄彦チーフ?の軽妙なトークにより場が和んだり気合が入ったり?
実技1 ブレーキ急制動
コース一周の中に水をまいたゾーンが2箇所あって、一定速度から急制動を2回
+コース終盤中央付近にパイロンベースが複数置いてあるのでタイヤで踏んでみる
上記を3周
やってみた
・ウェットになってるところでだいたい0.6~0.8Gくらい出てたようです
・
昨年末にクローズドで急制動を体験していたおかげでABS効かせて踏むことは出来ました。目線が下を向いてるとか腕を突っ張ってるとか踏み換えを素早くとか指摘を受けました。
人に見てもらって自分が無意識にやってしまってることを指摘してもらうのは大事だなと思いました。
後からGが増えてるのは路面のウェット具合が減ってるからでしょうか?
・パイロンベース踏みは左後輪(のみ)で踏むのが難しくけっこう踏めず。ワインディング左コーナーで車の左後輪あたりがどのへんを通ってるのかよくわからないなあと思っていたので通じるものがあると思いました。
普段も同じような練習がなんとかして出来るといいなあ
マツダ人馬一体インストラクターによる人馬一体講座
人馬一体を実現するためにマツダが大事にしているドライビングポジション、それを実現するための車の設計、とかいった話や
上手な運転とはこんな運転、午後からは実際にインストラクターに手本を見せてもらって、自分でもやってみよう、みたいな話
学んでみた
・この辺は結構マツダに関する情報を普段からチェックしていたり、i-DMsでの練習内容とかぶるものだったりで、おさらいって感じで正直新鮮味は無かったです。
自分の過去ログより。i-DMsのカリキュラムで練習すればこんな感じの台形を描けるように
昼食
用意していただいたお弁当を食べつつ、参加者の方とおしゃべりしました。
同じテーブルのお二方のうち一人は岐阜ナンバーだったので、転勤かなんかで九州来てるのかな?なんて思ってたら岐阜から走ってきたそうでビックリしました。
もう一人の方はNB乗りで、午前中の急制動でABSが無いことで内匠雄彦チーフ?にイジられていた方。NBのエアコンが壊れているそうですwいや死んじゃいますよ?
i-DMの話題が出たので、ここで
i-DMsの紹介を一発繰り出しておきました。
岐阜の方はi-DMs西東海に参加してもらえばいいし、NB乗りの方はCX-60増車すればいいよね?
マツダ人馬一体インストラクターによるドライビングポジション説明
車種を考慮した3班に分かれて自分の班はMAZDA3にてインストラクターのドラポジの取り方の説明を聞きます。一通り聞いた後デミオ乗りの方が実際にMAZDA3の運転席でドラポジ取ってみてました。
学んでみた
・ここの内容は動画視聴やら
i-DMs内でのドラポジレクチャーを受けてたりしたので新鮮味は無かったですが、かかとの位置などを再確認しました。
もちろん初めて聞いた方はとてもとてもためになると思います。
実技2 スラローム走行
午前中のコースのレイアウトを変えて
最初スラローム
→一旦停止から発進加速して①2連直角コーナー→②直線→③右Jターン→④左ターン
→最後に午前中同様コース中央付近の複数パイロンベース踏み
を行いました。
各コーナーのクリッピングポイントにパイロンベースが置いてあるので後輪で踏んづけて走れってことみたい
後ほど行われたインストラクター(レーシングドライバー)によるデモ走行の動画ですがコースはこんな感じ。自分たちはもっとゆーっくりです
やってみた
・スラロームは人生初体験。一周目Dレンジでおそるおそる走って、インストラクターにもっとペース上げてハンドルぎゅんぎゅん切っていこうと言われたので少しずつペースアップ。途中からは2速で足はアクセルの抜き入れだけで、ハンドルを必死こいて回しながらやってました。
・今にして思うとブレーキ踏んで荷重移動したらもっとハンドル切る量が少なくて済むのかな?
・自分がどんなラインで走ってるかとか車内では分からないので外から撮影した動画とか見れるといいなと思いました。
・①はなんとなくムリのないスピードで抜けてましたがこれでよかったのだろうか?
インストラクターが外からこっちに向かってなんか言ってくれてる気がするけど無線機からは何も聞こえてこない、ってことがあったように思います(が真相は分からず)。
トロフィー争奪戦をイメージして0.4Gなり0.5Gなりに揃える練習すればよかったと今更思う
・③Jターンは30 km/hで進入して横に置いてあるパイロン目安にハンドルを切れ、色の違うパイロン3本が違う場所に置かれてるので最初3回はそれ目安にそれぞれ違うタイミングでハンドルを切れと。真ん中パイロンがハンドル切り始めるのにいい位置なのを体験させるってことみたい
ブレーキも踏まずに普段出さない横Gを出すのに違和感を覚えつつ、何回かやってるとやっとそれっぽいラインになってきました。でもベースはあんまり踏めてなかったような。
後半は③の手前②の直線でスピード上げてみてもいいよ、③の後の④左ターンまでのラインも意識してやってみよう、と。
②直線のスピードはほんの少し上げて、ほんの少しブレーキ踏んで③をターン、ってやってましたが、去年のアカデミー参加者の動画見ると、もっと思い切っていってもよかったのかな…
ヨーレート(紫線)に迷いが見て取れます
普段やらない操作、強いGで途中からバテてきましたが持ち時間いっぱいやってみました。
体験試乗会、の前に
まず某氏から最適なドラポジを見つける際の考え方、体のどこでGを感じるか、脚の使い方、等の講習がありました。
その後ペダルを踏む際の脚の使い方(の提案)を各参加者の車両でレクチャーしてもらいました。
学んでみた
・こちらも同内容を昨年
i-DMsのメンバーがレクチャー受けてるのを横で見てたはずなのですが、ぽやーんと聞いてたようで自分の運転には取り入れてませんでした。
その日の帰路から早速取り入れてみましたが今までi-DM青ランプが点けられるシチュエーションで逆に点かなくなったりしてなかなか難しい。ですがモノにできれば某ワインディングでi-DM4.9出せるようになるかもしれないので当面練習してみます。
・ここのパートは一部聞いたことある内容とはいえ密度が濃いなあと思いました。NB乗りの方も某氏の造詣の深さに凄いって言ってましたヨ。
人馬一体体験試乗会
その後別コースで、体験用のG−Bowl入りiPadがマツコネ位置に装着されたMAZDA3にて
ふんわり停止チャレンジ(クリープからカックンさせずに停止)
40 km/h停止チャレンジ(40 km/h定速から目安位置でブレーキ踏んでG一定で目標位置で停止)
50 km/h停止チャレンジ
を行います。
(ここでは自分のG-Bowlはお休みです。後から思うに設置させてもらえばよかった)
インストラクターがお手本を一周見せてくれました。なるほど普段やってることだ…
全部普段意識してることなのでさすがに出来るだろうと思いつつ自分で運転してみます。インストラクターは後席へ。
やってみた
・ふんわりは、出来てたと思いますがどうなんでしょう。インストラクターの方がいいとも悪いとも言ってくれないような…
・40/50 km/h停止チャレンジはG-Bowl見ると台形の上辺が凹んだりしてなかなかきれいな台形とはなってないみたいです。iPadの固定位置がアレなのでグラフがギッザギザなのがナニですが。
あと踏み変えポイントでアクセルからブレーキへ踏み替えるのですが、踏み替えが遅いのでG一定にしたときのGが想定より強かった、のかな?たぶん。ひとつ気づきが得られました。
自分のG-Bowlの普段の運転の過去ログを見返しても、凄く綺麗な台形ってのはなかなか無かったしまだまだ精進が必要ってことですね…
・後ろから他の体験試乗車が来るのでインストラクターの方とゆっくりやり取りできなかったりもありましたが、もっとここは良かった!とか、悪いとこはここ!とかビシッと言ってもらえたほうがいいなと思いました。
ただ体験してもらうことが目的だから?なんとなく遠慮がちに話されてるような?
・あとせっかくG-Bowlでログが取れるので、インストラクターのお手本と自分のログを比較して指導してもらう時間があるといいなと思いました。
まあ自分が思いつくようなことはMの人も分かってるはずで、色々制約があるのでしょう
あ、i-DMランプはオフになってたと思いますwたぶん
インストラクター同乗体験
本日のインストラクターでありレーシングドライバーである加藤彰彬選手、谷川達也選手が駆るNDの助手席に乗って、「実技2 スラローム走行」のコースを同乗体験しました。
その様子が上の動画です。ドリフト的なことをしてるのは両選手のサービス精神です、たぶん。
こんなスピードでこのコースを駆け抜けれるのね…しゅごい…アタマ○○○○って感じでした。
まとめ・修了式
小1時間ほど全員で迷子になったあと、修了式が行われました。修了証を受け取ったり、講師陣の挨拶があったり。Mのインストラクターが後日質問も受け付けてくれるそうです。
ここで某氏からi-DMの紹介と、まさかの
i-DMsの紹介がありビックリ。
i-DMを活かしたことづくりを期待したいですがSKYACTIVより前の車種を切り捨てることになるし難しいんでしょうね。地味だしw
解散
解散後駐車場で
みんなゼッケン剥がしてる隙に、i-DM搭載車乗りに向けて少々i-DMsの広報活動をして(某氏からの紹介があったので話もスムース)帰りました。本当は可愛いお姉さんが広報した方がいいんでしょうがもじゃもじゃのおじさんでごめんなさい。
絶対的な速度を上げて走ることには(いまのところ)あまり興味ない自分ですが、上手な運転のための新たな気づきを得られて有益な一日でした。
講師及びスタッフー!の方、参加者の方お疲れさまでした。