2009年08月11日
始めに断っときますが。。。長文です!
8/9(日)の作業。
こんな作業やったことある人いないんじゃないかな?
まあ。特に汚れてなければ、やる必要も無いけど(笑
私の場合は、以前からエキスパンションタンク(加圧タンク)にナニカが推積している(くる)のが
気になっていたし、純正オイルクーラー(水冷式)を取り外した(空冷式へ変更)時に冷却水流入
口が推積物で塞がれていた事実を目の当たりにしたので。。。
あの光景は結構ショックでした。
私の場合、1~1年半スパンでLLC交換してきたにも関わらずあの状態。。
て。ことは、流水経路(ヒーターラインから分岐されている)を考えると、ヒーターコアも同じ状態に
なっている可能性が高い訳ですから。(どちらもシリンダーブロックより低い位置だから)
そんなワケで、今まで放置してきましたが(笑)ようやくヤル気になれたので作業した次第。
ちなみに画像は全くありませんw
そんなの撮ってる余裕なんて全然無かったですから(笑
作業手順としては
①Holtsスピードラッシュetc洗浄剤によるウォーターラインの全体洗浄→排出。
②水による濯ぎ→排出。
③クエン酸水溶液による洗浄→排出。
④水による濯ぎ→排出。
⑤クエン酸水溶液によるシリンダーブロック/ヒーターコア/ラジエーター個別洗浄→排出。
⑥水による濯ぎ→排出×2回。
⑦水&LLC投入→エア抜き
の全7工程。
ちなみに②~⑥全てエア抜き作業&30分程度のアイドリング&レーシングを含んでいます。
また、⑤の作業伴いにヒーターラインを全て外すので、念の為中間ジョイント(エンプラ製)&純正
ホースバンドをステンレス製高耐圧ジュビリーバンドへ交換。
ホース自体は弾性OKだったので継続使用。
多分マネする人はいないと思いますが。。。作業的には8時間程度掛かりました(汗
てか。掛けました。
クエン酸水溶液の残留濃度が高いとシリンダーブロック内部が結構サビると思うので。
また市販ラジエーター洗浄剤にもクエン酸が含まれているので、それなりに排出しないとマズイ
です。
そんな非常に面倒で地味な作業の繰り返しでした。。。
Dラーさん&大手カーショップ&GSでも「洗浄」と題して作業してくれますが、ココまではやってくれ
ないでしょうね。。。
恐らくラジエーター内LLC排出&洗浄程度でしょう。
このレベルの作業になると、工数的に「修理」の部類になるし、修理ならいっそASSY交換の方が
楽だし。。。
しかし、結果から書かせてもらうと作業するだけの「価値」と言うか「意義」は十分ありました。
①の作業だけでも当然、若干量ですが推積物は排出できます。
しかし、⑤の作業が一番のキモです。
実際、ヒーターコアに水道のホース接続&通水しても排出される水に勢いは無く、いかにも「水路
詰まってま~す!」って状態でした。
そこで、お湯割りクエン酸水溶液投入&30分放置&排出側からハンドポンプ圧送で正に「ドロ水」
と化した推積物が排出されましたから。
一度推積してしまうと、そう簡単には除去できないって事なんです。
その後の濯ぎ(水道水による通水)では明らかに排出される水の勢いが変わりました。
ただ、暫くはドロ水しか出てきませんでしたケドね。。。(当然、透明になるまで通水)
意外だったのが、ハンドポンプ如きの水量・水圧ではシリンダーブロック内の推積物は排出出来
なかった事。
結果的に⑥の工程時にレーシングを繰り返しウオーターポンプの水量・水圧変動を利用して
エキスパンションタンクから逆流排出させました。(もちろん水を足しながら)
当然、一部はヒーターコアへ流入してしまいますが、量的には大した事は無いと思うので放置w
上手く行けばエキスパンションタンク→リザーバーへ排出されるし。。。
ココまでの作業で、若干の黄ばみはあるものの、ようやく水が透明になりました。
これにて洗浄作業終了。
ようやく最後の工程⑦へ。
今までは極普通に販売されているLLC(エチレングリコール=EG系)を使っていましたが、せっかく
なので今回は同じEG系でありながらも高級なLLCを投入。
PG系=プロピレングリコール系LLCは高すぎるし、水足し出来ないので却下(笑
銘柄はFUCHSの「MAINTEIN FRICOFIN G12 PLUS」 。
やけにショップの社長がススメルので、たまにはダマされてあげようかと(笑
EG系ながら、普通のLLCより消泡性&吸熱性が高いそうな。
実際、社長が作った比較モデルで試して(シェイクして)みると、明らかに泡は小さく、消えるのが
早かったです。
それに、場所&設備だけ借りてナンも買わんのも常識ハズレも甚だしいし(笑
そんな思いも通じてか、結局安く分けてくれた社長には感謝が尽きない。
思えば、社長をはじめとする様々な方々&仲間達が居なければ、今現在のカーライフはあり得
ない。
ソレが私の人生にとって、いい方向なのか悪い方向なのか分からんが(笑
作業も終盤に入った所でヒマになったメカニックK氏がエア抜き作業手伝ってくれました。
そういえば、この時K氏が「エアの抜け方が変わった」と言ってたっけ。。。
この変化が、水路詰まりが解消された(かどうか判らんけど。)事によるのか、LLCの性能に拠る事
なのかは不明。
ただ私的に、確かにあのエアの抜け方は。。。なんかイイ感じ!てか、普通ってスバラシイ♪と。
そんな訳ですが、やっぱり私的自己満足の作業って事でw
しかし、コレほどまでの推積物が発生した原因は謎としか言いようがない。
今まで所有した車では始めての経験でした。
それだけに、同じことがMINI(R50系)に発生しているのかどうなのか非常に気になる。。。
稀に違う系列?のLLCを混ぜると推積物が発生するらしいが、私的経験ではソレ自体が謎。
ラドウェルド(ラジエーター補修材)配合のLLC使ってると、キャビテーションで凝固成分が固まって
推積する事はあるけど。。。(ラドウェルドに含まれる凝固成分は空気に触れると固まる)
しかし、そんなモノ入れた憶えも無いし、純正LLCに含まれてるワケもない。
やっぱり謎。。。
普通に使ってても、多少はシリンダーブロックにサビが発生するので推積物は発生するけどね。
ヘッドガスケットが抜けてれば油分浮遊があるはずだし、そんな浮遊物は一切無かった。
なにより、ガスケット抜けならハデなLLC吹き戻しが起きるし。
いや。多少は抜けてるかもしれんか(笑
最後に。。。
購入~5年で乗り換えする方は全く気にしなくても問題ないと思います。(私的希望的観測を含む)
ただ、それ以上。永く乗ろうと考えている方は馬力だのスタイルだの気にするより、こういった事に
多少は気を向けて欲しかったりしてます。
そうでないと、全てがムダになりますから。。。
せめて「こんな事例があった」って事だけでも記憶の片隅に留めて頂けたらコレ幸いデス。
まあ。過疎BLOGだからムリかね(爆
Posted at 2009/08/12 01:06:03 | |
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2009年08月10日
久しぶりに更新。
もともとマメな人間ではないので、これからもこんなカンジで逝けたらイイかな。。とw
相変わらずジメジメとムシ暑い日が続いている三重県津市&鈴鹿市近郊。
暦の上ではとうとう秋にを迎えてしまいましたが、記憶の上では梅雨明け宣言~立秋までの間
夏らしくカラッと晴れた日なんて2~3日しかなかった様な。。。
まあ、その分残暑が厳しくなるんかなぁ?
そんな湿っぽい日々が続いているのでココ最近は特にMINIを弄る事も無くサーキットへ遊びに行く
ことも無く、ただ部屋でマッタリしてたり、それなりに?出かけたりしてました。
相変わらずMINI君は快調に走ってくれてます。
時々燃調替えたりして遊んでるんですが、今月に入ってから点火時期が進む方向へ燃調を変えて
みたところ、コレがまた調子良くって(笑
チョット怖い気もするけど、早くこの仕様でサーキットで遊んでみたくなって。
年甲斐も無く日々悶々と(笑
しかしそんな最中、タイミング良く?電動ファンコントローラー(VFC-MAX)がお亡くなりに。。。
おかげで幾分萎えて年なりに戻りました(爆
そんな萎え気味で迎えた先週土曜日。
ちょっとムリして新品再発注してたコントローラーが入荷してたので再装着。
本体を取り替えるだけなので、固定を含めて数分で完了。
当初は配線の損傷を疑ったりしてたんですが、結局本体(たぶん電源部分)が逝ってた様で。。。
おかげで若干悶々が復活したものの、イレギュラーな出費のダメージと相殺されて丁度イイ感じ
かな(笑
そんなイイ感じで迎えた日曜日。
ちょっと気合を入れて、以前から気になっていたエンジン冷却ライン&ヒーターラインのクリーニング
&ホースジョイントの交換作業を実施。
結果、やっぱり作業してヨカターヨ・゜・(ノД`)・゜・
気分的にだけど(笑
内容は次回にでも。
Posted at 2009/08/10 23:39:19 | |
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