2014年10月13日
今日は台風の影響でAM中で勤務終了。
そんな事で、ようやくヒマが出来たのでBLOGでも更新しようかと。
流石に40過ぎると休日も何かと忙しいですね。
接待みたいな事もしないとイカンしw
ま。そんな事で今回も「潤滑編」。
今回はスポーツ走行を念頭においた場合の注意点etcについて。
私的にはR50系MINIでのサーキット走行etcハードなスポーツ走行は、あまりお勧めしません。
何故なら、私的にはストック状態のMINIには致命的とも言える弱点があるのです。
その弱点とはオイルパンの構造にあります。
具体的に書くと
オイルパンに「バッフルプレート」が装備されていない
という点が非常に気になっているのです。
そもそも、この「バッフルプレート」というパーツは「オイルの偏り」を防止するパーツですので。
ニュアンス的にはオイルパンとエンジンブロック側クランク室の仕切り版と言った所でしょうか。
実際にはオイルパン内でオイルに若干浸かっている状態で装着されてるパーツなんですけどね。
で。このオイルの偏りを防止するパーツが何故重要なのか?
特に説明しなくても想像できると思いますが
①強いGが掛かった場合、クランク室に結構な量のオイルが侵入する。
→タイミングチェーンがオイルを掻き揚げた結果、ブローバイ量の増加。
②一時的なオイルのカラ吸い(吸入不良)による潤滑メタル損傷。(①によるオイルの泡立ちも関連)
→最悪、エンジンブロー。
②はまあ。実際頻度は少ないとおもいますが、実際みんカラメンバーで頻繁にサーキット走行
をされてた方が数回エンジン壊してましたかね。
私的には、原因は間違いなく上記②です。走行動画拝見した上でも。
ファイナルまで替えて、もう別の車になってたので余計になんでしょうけど。
逆にココまでハードな弄り方しなければ壊れることは無いのかも?とか。
御本人は「MINIのエンジンはシリンダーブロックが弱い」みたいな事で特に困る事もなく?
納得されてた様なので、情報は流しませんでしたけど。
あと、「エキマニにバンテージを巻くと熱が溜まって炎上する」みたいな事も書いて見えたかな。。。
私的には、明らかに燃調濃すぎに因る触媒加熱が原因の様に感じてましたけど。
ま。これらは時効って事で(笑
そんな事で、とりあえず私的にはR50系MINIでガンガンサーキット走りたい方は「Gの掛け過ぎ」
にご注意。
必ずオイルは「新油」で規定量入っている事を確認した上で走行する事をお勧めします。
まあ。そう滅多に起こらないと思いますけど。。。用心はした方が良いので。
心配でしょうがない方は、確か「リアル・ディレクション」ってショップさんが「バッフルプレート」販売してたと思うので、購入&装着されると良いかと。
これがベストな対策です。。。まだ売ってるかどうか分かりませんがw
そうすれば、オイル管理だけキチンとしていれば、そう滅多な事は起きないと思います。。。多分(笑
私は新品オイルパンをベースに自作加工して対策してましたけどね。。。
今思うと、ホント。狂ってましたね(笑
因みに、私が「バッフル未装備」に気付いたのは、オイルパンからのオイル滲み対策で、オイルパンを降ろした時なんですけどね。
当時、「やべ~んじゃねェ?コレ」ってカンジで(笑
見て即、自作決意した記憶があります。
ついでなんで、この「オイルパンからのオイル滲み」について書きます。
結論から書いてしまいますが。。。この症状は絶対に治らないです。
なんでか?というと、このオイルパンはエンジン&ミッション・マウント部になっているので。
走行中は常にオイルパンがズレる方向に力が掛かる状況で、結果シール圧が落ちやすい。
通常の市販車のエンジンは「内圧」が上がりがち。
結果、シール圧の落ちた部分から当たり前のように内圧は逃げる。
この時にオイルも一緒に。。。というお話。
なので、ある意味「宿命」なんで。
悲観せずに、上手に付き合って行くことをお勧めします。
と。言う事で、今回はこの辺りで。
次回は「パワステポンプ編」の予定です。
Posted at 2014/10/13 15:52:59 | |
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MINI(R50系) | 日記