ポルシェ911(964) Rrスピーカー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
まずは純正グリルを外します。
経年劣化で樹脂が弱っていることが考えられることと、新品価格1万4千円以上なので、割らないように慎重におこなう必要があります。
手前と奥に3か所、左右に2か所づつ爪があります。手前の溝3ヵ所に細いマイナスドライバーを差し込み、爪の引っ掛かりを外した後、真ん中と右側にドライバーを差し込み、外すテンションをかけたまま、シールピックツールを手前右側角部に挿入し、奥側にゆっくりスライドさせながら側面の爪を外すと手前と側面の2か所が外れ、グリルを外すことができます。
慎重にやる必要がありますね。
2
純正スピーカーは完全に崩壊していました。
3
今回交換するスピーカーはJBLのCLUB6420です。注文の数か月前にJBLが日本から撤退したため、Amazon USAで購入。
プラスチックのベースは使いません。金属部分と接着されているのではがします。
金属部分は無加工でいけます。
スピーカーのインピーダンスが純正の4Ωに対し、JBLが3Ωなので異なります。
電圧=電流×抵抗となるため、純正で12v÷4Ω=3Aのところ、JBL12V÷3Ω=4Aと流れる電流量が大きくなります。
音量75%出したときに、3Ωだと4Ωの100%電流量になると思うのですが、そこまでボリューム上げないし大丈夫だと思いますが、いかがでしょう?
4
スピーカーベースは993の純正品を使います。
部品番号:993-555-769-00
ペリカンパーツで1個$21.75でした。
スピーカーケーブルは+とーでギボシサイズが異なり、間違うことはありません。JBLは純正と同サイズだったので、そのまま付きました。
また、取付ネジはもともとのを使用。993のベースに段差があったので、締結部に内径φ4かφ5のワッシャーを敷いて(サイズ忘れました)、スピーカーを載せました。
奥側のネジを回すには、板ラチェ形状でドライバービットを回す工具くらい上下幅がないやつじゃないとアクセスが困難だと思います。
先達の記事を見るとボードを外すのも困難ではないようですが、外さなくてもいけます。
5
スピーカーベースを993純正品を使うことで、純正のグリルがはまってすっきり付きました。
Frスピーカー4Ω、Rr3Ωだと、Rr側の音量が大きい気がしたので、デッキの前後バランスで調整し問題なく使えています。
崩壊純正スピーカーからまともな音が出る状態に戻りました!
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