ポルシェ911(964)ドアスイッチ(ドアコンタクトスイッチ)点検・清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ドアを開けた時のルームランプの点灯までの時間がいやにながいということに気付きました。しかも、右側ドアは開けても反応しないという。
写真のドア開口部の蛇腹の下の黒い凸部がドアコンタクトスイッチで、右ドアもちょいちょいいじってると、時折反応することがあり、接触不良だと判断(リレーの故障というのもあるそうです)
2
ドアスイッチの黒いゴムカバーは中のアルミのフランジに縁がかぶさって固定されているので、外側に押し出しながら引張るのをちょこちょこ位置を回転していくと取れます。
接触不良を起こしている車両はまずこのゴムもヒビだらけだと思います。
3
11mmの六角ボルトを弛めると写真のように取れます。
私のは弛め途中で固くなるポイントがあって焦りましたが、浸透潤滑剤を吹きつつ弛めました。何が原因だったのかは不明です。
また、パーツリストにはスイッチとアルミのフランジは部番設定があるものの、赤い位置調整用シムは図示はあるものの部番設定がありません。謎です。
4
すっかり黒くなっているギボシみたいなのが、黒い樹脂の棒にカシメられていて奥側で配線をカシメています。
この黒い樹脂棒はスイッチハウジング内のスプリングで写真下側に飛び出そうとし、ギボシが銀色のスイッチハウジングに接触するとアースが落ちるというとてもシンプル構造です。
5
接触するところをマイナスドライバーで軽くこすると、銀色の地が出てきました。酸化して黒ずんで、導通不良になるということでしょうか。
ひとまず全周磨いて、酸化防止も兼ねキタコ・カーボングリスを塗っておきました。
6
まっすぐ入るよう気を付けて取り付け&締め付けたのち、ゴムカバーをかぶせて完了です。
すぐにルームランプが付くようになりました。
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