アルミモール窓枠の白錆び取り

ベンツあるあるの白錆び取りです。
多くの皆さんも窓枠の白錆びについてはお困りの事かと思われます。
白錆びなんぞ全く気にせずにいる方、反対に少しでも目に入ったら直ぐにでも白錆びを落とす方など様々かと思います。
私がこのW205を購入した時から若干の白錆びがありましたが、自堕落の性格故え、今まで放置してきました。
そしたらこんなに錆が進んでいました。鉄の錆びみたいに赤っぽい色ではないので遠目では目立ちませんが、近くで見ると気になりますね。

そろそろ錆び取りを始めないと・・・。
と思い、重い腰を上げてまずは道具を揃えました。
youtubeの動画を見て参考にしました。
錆び落としの道具として3Mのスポンジ研磨剤を使用しました。
使用した番手は極細目と超極細目の2つ。

こちらが粗目の番手で#320～#600です。
まずこちらで白錆びの大部分を取り除きます。
２枚入りとなっており研磨剤は片側のみに塗布されています。

こちらが仕上げ用に用意しました。
番手は#1200～#1500です。
仕上げなんて面倒なのでとりあえず白錆びだけを取り除きたい場合は#320～#600のみで使用するのもアリかと・・・。

裏面は3Mのロゴが入っています。
番手によって裏面のロゴの色が違うので袋から出しても見分けがつきやすいですね。
また番手の種類はこの他にもまだあります。

耐水ペーパーの方が価格的には安くて番手も豊富ですが、この商品の方がスポンジタイプなので使いやすく手が付かれません。

まずは窓枠に養生テープを張ります。
使用したのはこちらのテープ。
2.5㎝×5mです。
近所のホームスーパーで100円。
養生テープだけあって指で簡単にテープを切断可能です。
養生テープは曲線、交差等で何度も切り貼りが必要な個所もあるので、指で簡単に切れるテープが使いやすいですね。
その都度ハサミやカッターで切っていたら大変です。
一応予備にという事で幅か広い5.0㎝のも購入しておきました。

早速、写真の通り窓枠に貼付しました。
反対側の写真はありませんが同じ様に反対側も貼っています。
左右で約4mを使用しました。

ここで注意点です。
養生テープを貼付する場合、万一の場合車内に置いてあるモノを取り出すためにも、窓枠の上部内側に貼付するテープと窓枠の下部のテープはドアが開閉する隙間は切って下さい。
赤丸の部分です。
ここが前後繋がっているとドアが開けられませんので・・・。

ここからは水に浸したスポンジ研磨剤でひたすら窓枠を擦ります。
最初は極細目で白錆びをこそぎ取って、その後に超極細目を使って窓枠部分をきれいにします。
私の白錆び具合ですと、もっと荒い番手のスポンジ研磨剤の方が良かったかも・・・。
極細目ではなかなか落ちませんでした。

一通り、左右の窓枠の白錆びを2種類のスポンジ研磨剤で落とし終わりました。
所用時間は左右で45分程度必要でした。
力は入れていないので疲労感はそれほど無かったです。
最初のスポンジ研磨剤の番手がもっと荒いものを使用していればもう少し時間短縮できそうです。
または指に押す力をもっと入れていれば時間短縮は出来そうです。
でも力技は疲れそうです・・・。

次に窓枠と窓枠周りに削り落とした白錆びが付いているので、濡れ雑巾で拭いてその後に乾いた布で綺麗にふき取りします。
このまま放置しておくとまた白錆びが発生するのでコート剤を塗る事としました。
塗布したコート剤は写真のコート剤です。
アクアドロップのグラスコーティング(HARD)です。

このコート剤は本来はヘッドライトの表面の黄ばみを落とした後に保護剤として塗布するためのモノですが、妻の車に使用したモノがまだ2/3程あったのでこのコート剤を使用しました。
この窓枠に使用したのですがそれでもコート剤はまだ瓶の1/2は残っています。

使用方法は購入すると説明書に記載しいてあります。
商品に塗布用のスポンジが同梱されていますが、私はテッシュに軽く溶剤を馴染ませ軽く窓枠をなぞるだけです。そんなモンで十分です。
また、この製品は重ね塗り絶対にしないでください。ムラがかなり目立ちますので。
もしどうしても重ね塗りする場合は最初の塗膜が完全に乾き切ってから塗布してください。

という事で、
養生テープを窓枠に貼付して、
白錆びをスポンジ研磨剤で落とし、
コート剤を塗布する
という全工程は全部で1時間程度で終了し、写真の通り白錆びが落ちました。

スポンジ研磨剤で白錆び削っては濡れ雑巾で拭いてを何度も繰り返していたので１つ分かった事があります。
白錆びが完全に削り取れていなくても窓枠の表面を濡れ雑巾で拭くと水分で白錆びが全く目立ちません。
暫くすると窓枠の表面が乾くので削り取れていない白錆びが段々と目立ってきます。
皆さんの中には白錆びが酷すぎてスポンジ研磨剤では落とし切れない場合もあるかと思います。
その場合は多少白錆びが残っていたとしてもしっかりとしたコート剤を塗布することで白カビが全く目立たなくなります。
私の窓枠もその様な個所が2箇所ありました。
なかなか削れないので諦めてコート剤を塗布したら全く目立たなくなりました。

コート剤は乾くまである程度の時間が必要なのでコート剤を塗布した後、乾くまでは触らないでください。布で拭くのもダメです。
コート剤が乾き切らない内に窓枠に触ってしまうと指紋や布の跡が着いたり、まだらになりますのでご注意ください。

皆さんのBenzの窓枠も白錆びが酷い場合はぜひ参考にしてください。