クーラント(冷却水)補充

冷却水の補充を促すアラームが表示されたわけでもありませんが、歳の瀬もあってクーラント(冷却水)の点検をしました。
この写真が冷却水タンクのキャップを開けたところです。

タンク中を注意深く見ると冷却水面よりやや下の場所にアルフアベットの「T」が上下逆さまの印が見えるかと思います。
この逆さまの「T」が冷却水のメモリケージとなります。
標準の冷却水量はこの逆さまの「T」が隠れるのがメーカー推奨の適正量となります。

この車のタンク内の冷却水はこの逆さまの「T」が見えているので標準量より下回っているという事になります。

やがて冷却水の量が減少しこの逆さまの「T」がもっとハッキリと現れる様になると運転席メーターの液晶に冷却水補充の警告が表示される事になります。
善は急げという事で冷却水の補充をすることにしました。

こちらが取り寄せた冷却水となります。
Mercedes純正で容量は1リットルとなります。
メーカーからは緑色と赤色の2種類が用意されていますが、私の車の冷却水は赤色なので赤色を購入しました。Amazonで送料込みで2,700円です。

この冷却水は希釈タイプで水との希釈割合は1対1です。
原液が1リットルなので最大2リットルの補充が可能となります。

近所のホームセンターで写真の容器が290円で売られていたのでこちらも購入しました。
容量は1リットル容器です。冷却水の補充に使用するので3リットルや5リットルと言った大型の容器は必要ありませんので1リッドルで十分です。

まずは容器に原液を400ccを入れました。

次に水を400cc足して合計800ccとなりました。
これを先ほどのエンジンルームの冷却水タンクに入れます。
これでも足らない場合は更につぎ足します。

本当は冷却水を注入している写真を撮りたかったのですが、右手で注入、左手での撮影は困難でしたので諦めました。万一、補充中に冷却水がキッャプから外れると大変な事になってしまいます。

で、逆さまの「T」の目印が冷却水に被るくらい確認しながら補充していくとちょうど800ccでした。

こちらが補充後のタンク内の写真です。
逆さまの「T」の目印が冷却水で隠れたのが分るかと思います。

冷却水の補充は決してタンクの容量の満タンには入れないでください。エンジンが温まった時にラジエターの冷却水の逃げ場がなくなりますので・・・。

あとはキッャプを締めて完了です。
クーラントさえ揃えれば4から7の手順で5分もあれば大丈夫です。
写真の容器が無い場合は空のペットボトルでも補充は可能です。