先日終了いたしました、茨栃デイラリーシリーズを1年追ってみての雑感です。
昨年より、シリウスの藤波さんから日曜ワンデーで計算を主体としたラリーがあるよ。と、うかがっておりました。
この2年ほど前WRXのA-Lineを購入したこともあり、ジムカーナ練習会に出てみたり、サイクルスポーツセンターを走ったり
したもののもの足りませんでした。
そこで、今年は茨栃デイラリーシリーズが全5戦ということをうかがい、是非エントリーしてみたいと思いました。
まずは、日程を調整。勉強会も他のクルマイベントもすべて置いといて、ラリー開催日の予定を最優先としました(笑)
次はナビゲーターです。前年から多比羅さんには声をかけていたので、第1戦は問題なく乗っていただけることに。ただ、全日本と
日程がかぶる場合は、そちらに行くと言うことで、平行して2戦目、3戦目のナビを探していました。
そして、クラスですがなんとかipadでやれないかと考え(今後を考えるとわざわざ専用のラリーコンピューターをナビパネルを装着して
つけるのは普段乗りのクルマなので避けたかった。)多比羅さんに相談したところ、TCラリー用のASE ラリーモニターを使えばGPS着きなので
配線もいらないとのこと。多比羅さんが用意してくれることに。というわけで満を持して第1戦第2回ツール・ド・鹿沼へ。
第1戦 第3回ツール・ド・鹿沼

2月24日、早朝に東京を出発。現地に到着すると雪が舞っています。多比羅さんと合流。受付-ゼッケン貼り-車検-ドラミ-スタート。
すべてが懐かしくてうれしかったです。競技中は速度を合わせて走る難しさ、PC見落としをしないように緊張。
一日、非常に緊張してくたびれましたが、心地よい疲れでした。結果は4位をいただき、復帰戦としては上々な結果でした。初めてお会いした
細井さん、小平さんにはラリー中も親切にしていただき、とても楽しかったです。また、WRXは、これを最後に入れ替えになりますので、
有終の美を飾れたと思いました。
第2戦 パープルラリーがまツアー2013
前戦の結果、GPSでは秒を競う計算ラリーは難しいと私の中で結論に達し、車速信号からトリップメーターを動かす方法を検討。永井電子の
トリップメーターも考慮しましたが、当初の目標どおりipadなどの機器を使用することを念頭に考えたところ、多比羅さんのご紹介で入夏さんの
Android携帯を使用したトリップメーターを貸与していただきました。本当は出られない予定であった、多比羅さんも全日本用の車両準備が整わないと言うことで
出ていただけました。結果なんと前夜祭の影響で調子を崩した小平さんに勝って優勝してしまいました。
正確なトリップと多比羅さんの計算のおかげで、シリーズでも並んでしまい。慣らし運転で持ってきたBRZもJAF公式ラリー初優勝
というおまけつきでした。優勝はいつ以来だろう?たぶん1996年の群馬フレッシュマン以来ですね。
第3戦 第39回光圀サマーラリー
前戦は運良く、多比羅さんに乗ってもらえたものの今回は完全に無理。そこで細井さんや、藤波さん、旧知のラリー仲間にも声を掛けましたが
ラリコンなしというのはもう無理と言われなかなか見つからず。
エントリー締め切りぎりぎりになって、関さんの元ナビの鈴木さんを思い出しました。第4戦から関さんがエントリーするので、様子見を
かねて出てくれることに。感謝です。ただ、鈴木さんも約30年ぶりの復帰と言うことで、事前に多比羅さんにラリー中の処理の内容をレクチャーしていただき、
何度もシュミレーションを重ねてくれました。
トリップは新開発のipadやiphoneで使えるブルートゥースユニットを入夏さんが開発したとのことで、
私のipdaminiを送り、試作バージョンのARM ブルートゥースユニットと一緒に送ってもらいました。
ただ、このユニットの動作が不安定で、ラリー当日、鈴木さんとテストしながら走行していましたが、どうも不安で、ラリー中に動かなくなってしまい、
鈴木さんのiphoneにインストールしてあった、GPS版 ARMでラリーを続行。大金星2位をいただいてしまいました。
後日、原因追及したところ、ブルートゥースユニットのための電源取り出しでアース不良が起こっていたことを発見。私の整備ミスで
あることが判明しました。入夏さん、鈴木さんご迷惑をおかけいたしました。
第4戦 第45回男女川ラリー
今戦も多比羅さんはエントリーできず、星野の知り合いで名古屋の小林くんが乗ってくれることになりました。ただ、彼はラリコンを使用した計算ラリーに数回エントリーしただけなので、何度も前回鈴木さんの時に確認したラリコンなしの計算手順を送付してシュミレーションを重ねるように言いました。でも、やっぱり付け焼き刃というわけにはいかず、1CPは無事にチェックインしたもののそれ以外はメタメタ。ナビの頭は真っ白状態で大騒ぎでした(泣) 結果7位。名古屋からわざわざ来てくれた小林くんにはかわいそうなことをしました。それでも、前戦で問題のあったARM ブルートゥースユニットは、アースをしっかりしたことにより常に正確な距離を刻んでくれました。
第5戦 第3回ツール・ド・鹿沼
今回ばかりは最終戦と言うこともあり、ずっと誘われ続けていた前夜祭に医院早じまいで参加。とっても楽しい夜でした。
多比羅さんも参加。頼もしい限りでありました。ただ、ラリーの内容はあまりにも残念で、コマ図の問題やチェック位置件などラリー中に戸惑いました。最終結果もちょっと残念な7位でした。それでも一年間リタイアもなく無事完走できたことはとてもうれしかったです。
最終戦の表彰式に出られなくて残念でした。
シリーズを通して、ナビゲーター捜しとトリップメーターについて動き回っていましたが、自分のやれる範囲ではベストを出し切って
手を抜かなかったと思います。それもこれも皆さんのバックアップがあったおかげです。
いつもバックアップしてくださる皆様、今年お知り合いになりました皆様、またよろしくお願いいたします。ラリーの楽しさすばらしさを再確認できた
1年でした。
来年についてはまだ何も決まっていませんが、開幕戦に参加できるよう体制を作って行きたいと思います。1年間ありがとうございました。