996 スピーカー交換(前後とも)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
スピーカーの音割れがひどかったので交換しました。
フロントのダッシュボードスピーカーと、リアのシートサイドのスピーカー、計4個(うちの996GT3はリアシート付きなので、リアスピーカーがあります)。
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[参考情報]
スピーカー径は、フロント、リアとも4インチ(=10センチ)
ネット情報で、「リアは奥行きのスペースが少ないので、なるべく取付深さの薄いスピーカーを」とのこと。さらにネットで交換実績を調べたところ、取付深さ40mmまでは実績がありました。
ですが、これは通常のカレラの話のようです。私の996前期GT3は、リアスピーカーを外したところ、その先はなんと外板まで筒抜けで、奥行きは超余裕でした。ほんと、遮音材とか何もないのね(笑)
スピーカーは、外周に設けられた固定用の「耳(出っ張り)」は切り取る必要があるので、なるべく切り取りやすい形をしたものを選んだ方が、作業が楽でしょう。
車種適合確認には、アメリカのCRUTCHFIELDというお店のサイトを利用しました。利用させてもらった以上、ここで買おうと思ったんですが、PayPalでハネられてしまって買えず。。。サイトに海外発送についての記載が見つからなかったので、海外対応はしていないのかな。
https://www.crutchfield.com
[選んだスピーカー]
上記サイトの情報を参考に選んだスピーカーです。
・フロント: Kicker CSC44、取付深さ46mm
・リア: RetroSound R-452N、取付深さ33mm
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[交換手順]
フロントもリアも手順は同じです。スピーカーユニットは、トルクスネジ2本を外すことで簡単にボディから外せます。GT3のスピーカーは、986だと別体のツイーターがつくところが塞がれていました。考えてみると、GT3にはドアスピーカーもない(986ではドアにウーファーがつく)ので、こういう構成にしたんでしょうね。
次にグリルとスピーカー本体を分けます。ネジ3本を外せばOK。やはり純正スピーカーのエッジはもうダメでした。そりゃあ音も割れますね。
4
グリルの裏に、ベージュ色の薄いフォーム材が貼られていますが、すっかりボロボロで、もはや粉の発生源でしかないので、きれいに掃除します。
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外した純正スピーカーから、外周部分(グリルとの嵌合部分)を切り離します。写真ではコネクタ周りにまだ余計なバリがついていますが、これも写真を撮ったあとできれいにしました。
6
新しいスピーカーの「耳」を切り落とします。
7
新しいスピーカーと、先ほど切り離した外周部分とを接着します。コネクタ部分は、干渉しないように熱をかけて曲げておきます。配線を半田付けして、元通りに組み立てたら完成です。
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[音質インプレッション]
交換した結果ですが、音の輪郭が断然はっきりしました。小さいスピーカーですし、GT3は車内もうるさいので、低音はあまり響きませんが、交換前よりはるかに良くなったので、これで十分。
[外観インプレッション(フロント)]
フロントスピーカーを車外から見ると、グリル裏のベージュのフォームをしっかり除去したおかげで、ツイーターの金色が映えて格好良いです(もっとも車内からは見えないんですが)。
9
[外観インプレッション(リア)]
リアのスピーカーは真っ黒で面白みがなかったので、遊び心を出して枠を白く塗ってみました。でもちょっと目立ちすぎたかな。いずれもっと渋めのシルバーに塗り直そうか。
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