実は以前観てるんですけど、アマプラにあったのでも一回観たです。
「ハガレン」好きなんですよ〜(笑)
全世界で8000万部発刊された荒川弘氏の代表作ですね。
ざっくりの世界観ですが、、、
錬金術が存在する世界でマテリアルの生成は等価交換を原則とし成り立ちながらも、「人体」だけは錬成してはならない(禁忌)という掟を破り、死んだ母親を蘇らせるために「人体錬成」をしてしまった兄弟のお話です。
物語はサスペンスチックに進行するんですけど、根底のテーマは「生命とは?」的な感じですね。
昨今原作物のアニメ化なりドラマ化なりの在り方が問われているようですが、「ハガレン」は連載当時からの人気もあって、完結する前にTVアニメ化がなされ、且つありがちですがTVシリーズが原作連載に追いついてしまうという事態が発生したです。
この時とられた対処がある意味画期的で、作者「荒川弘」氏から「アニメの方は好きなようにやっちゃって〜」との助言の元、原作とは全く違うオリジナルな展開で物語が進行されます。
ファンの間では賛否両論あるようですが、このTV版のオリジナルストーリーがかなりクオリティが高く、ぶっちゃけ目茶苦茶面白かったです。
で、そのオリジナルストーリーが余りに評判が良くて、続編が映画として世に放たれました。
それが「シャンバラを征く者」です。
これもメッチャ良いです。
なんかすげーなぁ、、、
原作の世界観を維持しつつ、クオリティで負けてないオリジナルとは。
オリジナルを表現する方法の「タガ」を外したら傑作ができたという、まあ、稀有な顛末かもしれませんが、任されたクリエイターの方々が真剣に取り組んだ結果なんでしょうね。
とは言えですよ。
さすが荒川弘氏。
オリジナル(原作)ストーリーは、全然負けてなかったですね。
てか、更に上行く面白さで締めくくってました。
ハガレンの特異な部分は、連載中二度目のTVアニメ化が成されるんです。
そんな事普通あります?
この二回目のアニメ化は原作に忠実な感じで進行するも、またもや連載に追いついてしまうという(笑)
けれど、連載進行と連携を取りながら最終的には連載終了を待ってのTVシリーズフィニッシュ。
荒川弘氏が連載原稿のゲラ(下書き)をアニメチームに共有しながらの進行だったそうです。
いや、ほんとにすんげー面白いのでお勧めですよ。
ハガレン。
※メッチャ主観です(笑)
補足というか文字通りの蛇足。
昨年のアイミーティングでスーパーだいちは変なデザインのTシャツ着ていたんですけど、これは所謂「フラメルの十字架」というやつです。
錬金術の象徴図で、フラメルの十字架の下には錬成陣が描かれてます。
14〜15世紀にかけて実在したフランス人「ニコラス・フラメル」という人物は、錬金(金属変性)触媒である「賢者の石」の製造に成功したとされる錬金術師。
まあ、言ってしまえば化け学ですかね(笑)
いやいや、ロマンだな(笑)
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2024/02/09 19:34:13