ついに解決!!?Z4カーナビ(アンドロイドカーナビ取り付け・パート3/3)右ハンドル仕様に改造
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
いろいろ苦労をして,ようやく何とか使える状態にしたアンドロイドカーナビですが,実はこのカーナビ,設定では右ハンドルを選択できますが,マイクはナビに向かって左にあるので実は左ハンドル仕様でのみ使える?(正しくはマイクでちゃんと音声をひろうにはアンドロイドの左側じゃないとダメ)
画像は助手席(左側)からカーナビを撮影したもので,向かって左側にマイクがついています.また,取り外し直前なので,ダッシュボードの中身が丸見えになっちゃってます.
2
そこで!!左側のマイクを右側に移植します.ついでにGPSのコネクタもグラグラの状態なのでしっかりと締め直し&グルーガンを使って固定します.
手始めにカーナビを外して,取り付けてあるアタッチメントを取り外します.
このカーナビはZ4/E89用として販売されているので,私の様にもともとナビがついていない仕様の場合でも,ダッシュボードにあるボックスを取り外してそこにすっぽり装着できるようなアタッチメントに取り付けてあります.
このナビの背面のねじをすべて取り外して裏蓋を空けます.
もちろんここまで分解すると,メーカー保証は一切適用されなくなりますので,もし皆さんもふたを開けるなどの場合は自己責任でお願いします.(あまりおススメはしません)
3
裏蓋を外すと基板が見えます.この画像はナビの裏側つまり車の前方側から見ていて,かつ画像の下側つまりナビの左側にマイクがついています.
これを反対側(つまり画像で見て上側)に移します.
4
マイクの配線はすぐ近くの基板上のランド(半田つけ個所)に細い2本の線で接続されています.この2本を半田コテを使って慎重に取り外し,準備しておいたシールド付きのケーブルを使って延長します.
マイクの配線の近くにはGPSのシールドケーブルと,Wifi用のアンテナケーブルが見えます.(今回はこの2本は無関係です)
5
マイクの+とー極を間違えない様に注意深くシールドケーブルで延長します.ケーブルの片方は基盤のランドに直接半田つけしますが,もう片方は熱収縮チューブで十分に絶縁して半田つけします.
画像は延長後に(画像に向かって上側に)マイクを固定した後です.
画像の左側にはゆるゆるだったGPSコネクター(Wifiコネクターもついでに)グルーガンを使ってしっかりと固定した状態も見えています.
6
仕上げはマイクの近くに穴を空けて,音を拾いやすくします.ナビの外装カバーに位置をしっかり狙って1mmの穴を空けます.この画像だとわかりにくいのですが,ナビの画面に向かって右側になります.
7
取り外しておいたアタッチメントにナビを取り付け,いよいよダッシュボードに戻します.
戻す際の画像はありませんが,Z4のダッシュボードを外すのはとても面倒です.なにせ,このナビを取り付けるためのボックス(ナビ付きではないのでプッシュボタンで開閉するボックスが,エアコンの吹き出し口の上にあります)にたどり着くまでに幾多のユニットを取り外さなければなりません.
8
それほどまでに苦労して取り付け取り外しだったついでに,ナビの冷却を期待して,エアコンの吹き出し口の片方に上向きに風が洩れるように長穴を空けることにしました.
画像は向かって左側の吹き出し口で,この手前(つまり装着したら上側)に風が洩れるように幅5mm長さ30mmの長穴を空けました.
9
あとは装着後のテストです.
これまでナビ操作の際には左側にあるマイクでちゃんと音を拾えるように手をあてて話しかけていたのですが,右ハンドル仕様に改造したあとは,普通に運転中に話しかけても応答する様になりました.アレクサもよく言うことを聞いてくれます.
私の場合,もともとナビなしの仕様でしたし,中華製のアンドロイドでもあったので躊躇なくいろいろ改造することができましたが,これがもし純正品だったら・・・あるいは,これほどの走行をしていない車で,いつか手放す可能性のある車だったりしたら・・・ここまで思い切ったことはできないかもしれませんね.
ともあれ,”いろいろといじる”ことも狙いの一つだったので,思いっきり行けるところまで行ってみようと思います.
皆さんもそれぞれに合った楽しいカーライフを過ごしてくださいね.
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