
個人的な備忘録。
純正ホイールを社外品に換装する場合の情報をまとめてみた。
■換装する目的
社外品に変える目的は大きく二分する。それは「軽さ」か「デザイン性の高さ」。
「軽さは」いわゆる「バネ下重量」の軽減。クルマに付いているコイルスプリングの下に付いているパーツの重量のことを指す。
ホイールの軽さを人間に置き換えれば、より軽いスニーカーを履いた方がランニングしやすいことと相通じる。もしくは水ヨーヨーに置き換えれば、ゴムがコイルスプリングとサスペンション、水風船がタイヤとホイールに該当し、水風船の総重量が軽い方が荷重がぬけた際の動きがスムーズになる、をイメージしてはいかがだろうか。
ただし、デメリットも考えられる。バネ下重量の軽量化により、路面の凹凸を拾ったときにサスペンションは動きやすくなるので凹凸のショックがボディにまで伝わり、乗り心地は悪化するなどのリスクもあり得る。
他方、「デザイン性の高さ」は個人の心理や嗜好、価値観を反映したドレスアップになる。
■コペン(LA400)のアルミホイール重量
純正のタイヤとホイールの総重量は14.6㎏くらい。とりわけ、アルミホイールだけで8㎏という重量は重めにジャンルされ、一説にこれは2ℓクラスの乗用車なみの重さとも言われる。ちなみに、コペンのオプションであるBBSの鍛造1Pアルミホイールは5㎏弱と軽い。
コペンの車両重量900㎏と絶対パワーが小さい車であることからすると、バネ下重量の軽量化をすることは軽快なフットワークなドライビングに結びつくかもしれない。
■純正の緒元まとめ
・フロント165/50R16、リヤ165/50R16 のタイヤ
・ホイールリム径はフロント16インチ、リヤ16インチ
・同リム幅がフロント4.5、リヤ4.5
・オフセットは、フロント+45 mm、リヤ+45 mm
・PCDは100、ハブ径は54mm
■換装による重量軽減効果

※画像はエンケイHPより引用
純正+50タイヤが14.6kg、Enkei PF01+45タイヤは11.4kg
▲3kg (22%)の効果
更に軽さは、慣性モーメントの減少により、少ないエネルギーでホイールを回転させることができるので、少なからず燃費への好影響もありそうだ(僕はあまり重要視していないが)。
■参考:ツライチ改善度
リム幅が4.5J→5Jによるツライチ改善度合いはどうなるのだろうか。
ノーマル(4.5J):フロントはフェンダーより約15mmほど内側。
リアはフェンダーより約25mmほど内側。
計画(5J):フロントはフェンダーより約9mmほど内側。
リアはフェンダーより約19mmほど内側。
※リアに10mmのスペーサーを入れたくなる。。。。。
■換装に購入するもの

・アルミホイール
・バルブ ※ホイールに付属するので必須ではない
・ハブリング
・ナット
・リアドラムブレーキカバー ※必須ではない
プラス作業工賃 タイヤ脱着、バランスどり
■予算シミュレーション
・アルミホイール 69,200円
エンケイ PF01 5.0J 16インチ 4穴 PCD:100 +45 スパークルシルバー 4.8-5.6kg
・ハブリング 4,000円
75mm→54.1mm KYO-EI Bimecc ハブセントリックリング
・ナット 2,800円
Durax M12 P1.5 袋ナット ショートタイプ ロックナット付き 20個セット
・リアドラムブレーキカバー 9,800円
DCD-007 mars 日本製 LA400K用
<パーツ小計> 85,800円
<工賃小計>タイヤ脱着+バランス 6,600円 ※平日昼割
【Total】 92,400円
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Posted at
2021/07/03 12:28:15