
5泊6日の行程で九州を車でぐるっと半周してみました。
同じような旅の計画を立てられている方がいらっしゃるかと思い、参考になりそうな情報を連載ブログで書き留めておきます。
【3日目】
旅もいよいよ中盤。本日は長崎県から海を渡って熊本県へ。宿は熊本市の先、南阿蘇にしましたので、総移動距離は150kmになりました。
「有明フェリー」
長崎から熊本への道のりは、陸路オンリーで佐賀県を経由して向かうルートと海を渡っていく2つのルートがあります。今回は有明海を眺めながらのんびりクルーズするのも思い出になるかなぁ、と考え、あえて有明フェリーを使うルートにしました。
有明フェリーで驚いたのは、乗船手続きのスムーズさ。
通常、カーフェリーに車を載せる場合「車から降りて車検証を持って受付に行き乗船券を購入」という一手間が伴いますが、ここではそんな必要がありません。
港入口から航送車のレーンに進むと、高速道路のICのような受付ゲートがあるので、車の窓越しに料金を支払えば乗船手続き完了。車から降りる必要のないドライブスルーというお手軽さ。
更にフェリーは屋外席もあり、潮風を浴びながら船旅気分を味わえることができ、とてもいい気分になれました。このルートはお勧めですね。
「熊本ラーメン」
車を走らせ熊本市内に入ったのが、ちょうどお昼時でしたので、ランチ直行。熊本ラーメンは、地元で高評価な人気店「黒亭」に訪問しました。
オーダーはおすすめの「生卵入り」。えっ!ラーメンに生卵?、一見驚きですが、生卵をレンゲの中に入れて麺を絡める食べ方が正しいそうです。こってり系熊本ラーメンスープがほどよく卵と絡み合い、マイルドに。美味しかったです。
ちなみに九州ラーメンをざっくりジャンル分けすると、同じとんこつながら
・あっさり系の白い豚骨スープに極細麺の「博多ラーメン」
・呼び戻しスープが特徴で、こってり系の「久留米ラーメン」
・こってりスープと中太麺に香ばしい揚げにんにくを乗せる「熊本ラーメン」
になるそうですよ。
「熊本城」
有名すぎて、あえて解説は不要ですね(笑)。
気になる復旧状況ですが、2016年の熊本地震から6年経過したいま、天守閣まで復旧。ただ、全面復旧予定は2037年度と遠い道のり。
そのなか、復旧中の今だけの見所は特別見学通路。地上から約6mの高さという視点から、二様の石垣を含む天守閣の姿や飯田丸・東竹の丸の重要文化財櫓群などを望むことができます。
復旧工事完了すると、この通路は撤去されるので、新たな視点で熊本城を見学できるのは今がチャンスですよ。
「和栗」
熊本県の栗の生産量は2,585トンで、茨城県に次ぐ全国2位の生産量。その和栗を使用した和洋スイーツを提供するお店が熊本には多くあり、生絞り和栗モンブランケーキをデザートに食しました。
妻は、このアレンジに大喜びでしたので、夫婦でご旅行するなら、ぜひこのお店にお立ち寄りください。
リンク先⇒
茶わん喫茶|こだわりの茶わん蒸しと和スイーツ
「草千里が浜」
熊本市内を離れ阿蘇にある宿に向かう中、少し時間があったので、途中、「草千里が浜」に立ち寄りました。
ここは、阿蘇を代表する観光地のひとつで、噴煙を上げる中岳を望み、大きな池や放牧された馬が悠々と歩く姿など、絶好のロケーション。あまりにも景観が素晴らしすぎて魅了されまくり。
そして、この地に至る、荒々しさいっぱいの阿蘇五岳に向けて標高を上げ、それぞれのルートで異なる絶景をつむげる道路も楽しすぎ。「コペンで来れたらもっと感動できたのにぃ~」と悔やまれます。
熊本にお住まいのコペンオーナーは手が届く距離に「車を操るドライビングの楽しさ+絶景」があります。ホントうらやましです!
「絶景露天風呂」
本日の宿は、熊本市内を避け大自然に包まれる南阿蘇。ここは阿蘇五岳を望む自慢の絶景露天風呂が自慢。
かけ流しの炭酸水素塩泉に浸かりながら、絶景を見るのは旅のだいご味。お金ではぜったい買えない贅沢ですね。
(4日目につづく)
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Posted at
2022/10/28 07:39:48